第2話

壱 傘売り
1,006
2021/01/31 11:51
あなた

行ってきます!!

今日は、晴れていた。

私は、町に傘を売りに行く。
女性
女性
傘ください。
あなた

はい!

早速、女性に傘を手渡す。

女性は、嬉しそうに傘をもらうとお金を払った。
女性
女性
ありがとう!
あなた

いえ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
女性
女性
いつもありがとうね、あなたちゃん。
あなた

いえいえ!

結局、町の人達に色々と頼まれごとをされたため、空が暗くなってしまった。

帰りを急ぐ。
すると、山の途中で二郎さんに声をかけられた。
二郎さん
二郎さん
おい、あなた。
あなた

あ!二郎さん!

二郎さん
二郎さん
今日は遅い。
二郎さん
二郎さん
泊まっていけ。
あなた

えっ…でも…

二郎さん
二郎さん
鬼が出るぞ。
あなた

……はい。

私は渋々二郎さんの家の中に入った。

つづく……

プリ小説オーディオドラマ