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第16話

拾伍 義勇と無一郎―壱
柱合会議が終わると、冨岡さんに呼ばれた。
冨岡義勇
冨岡義勇
これ……
冨岡さんの手には、あの日、私が兄たちに買って帰ったお土産があった。
冨岡義勇
冨岡義勇
あなたの家の前に落ちていたが、お前のか?
あなた

あ、はい。

あなた

実は、兄たちに買って帰ったお土産で……

冨岡義勇
冨岡義勇
……そうか。
冨岡義勇
冨岡義勇
それは……すまない。
あなた

冨岡義勇
冨岡義勇
……持っていたら、兄たちを思い出してしまうから、わざと置いてきたのか?
あなた

いえいえ!!

あなた

そういう訳ではないので!!

私が、首を横に振って笑っていると、冨岡さんは私の頭にポンッと手を載せた。
あなた

え…?

冨岡義勇
冨岡義勇
………あなた。
冨岡さんの顔が近づいた気がした。

私が目を閉じると……
時透無一郎
時透無一郎
ねぇ。
バッと横を見ると、不機嫌そうな時透君がいた。
冨岡義勇
冨岡義勇
っ…!?
時透無一郎
時透無一郎
何してるの?
冨岡義勇
冨岡義勇
……
冨岡さんは、黙っていた。

私も気まずくなり、冨岡さんから離れた。
あなた

ごめんね…私、そろそろ行く…!?

グイッ……

次の瞬間、私の手を時透君がギュッと引いた。

そのまま抱きしめられる。
あなた

わっ!!??

時透無一郎
時透無一郎
ずるいよ、冨岡さんばっかり。
冨岡義勇
冨岡義勇
っ……
つづく…