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第40話

参拾玖 冨岡義勇―伍
あなた

ん……ううん…

目が覚めると、藤の花の匂いがした。

蝶屋敷にいた。

起き上がって、足元を見ると、足元のすぐ近くにある椅子で義勇さんが寝ていた。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
冨岡さん、夜通し、ずっとあなたさんに付きっきりでしたよ。
横を見ると、胡蝶さんがいた。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
薬、置いときます。
痛みがあれば飲んで下さい。
胡蝶さんは、それだけ言うと部屋から出ていった。
あなた

………義勇さん

私は、義勇さんに近づくと、近くにあった自分の羽織をかけた。
          ・・・
冨岡義勇
冨岡義勇
うぅ……ん…
あなた

あ!義勇さん!

冨岡義勇
冨岡義勇
寝てしまっていたか……
冨岡義勇
冨岡義勇
あなた、体調はどうだ?
あなた

良くなりました!

冨岡義勇
冨岡義勇
良かった…!!
義勇さんは、嬉しそうに笑った。

義勇さんが笑うのは、珍しいな…と思った。
あなた

あの…

あなた

助けて頂き、ありがとうございました!

冨岡義勇
冨岡義勇
いや…
冨岡義勇
冨岡義勇
俺が助けた訳じゃない…
冨岡義勇
冨岡義勇
助けたのは、薬…いや、胡蝶だ。
冨岡義勇
冨岡義勇
お礼は胡蝶に言え。
あなた

胡蝶さんには言いました!

冨岡義勇
冨岡義勇
そ、そうか……
あなた

そしたら、助けてくれたのは義勇さんだから、義勇さんにお礼を……と言われました。

冨岡義勇
冨岡義勇
俺は、ただ薬をあなたに飲まし……
そこまで言ってから、義勇さんは急に赤くなった。
あなた

どうかしましたか…?

冨岡義勇
冨岡義勇
い…いや…//
冨岡義勇
冨岡義勇
……口移し//
あなた

えっ……?

義勇さんは、真っ赤になって私を見た。

つづく…