第1話

🌩‪ 「隙間妖怪」‪
970
2021/08/31 09:57
氷の妖精達が住処にする霧の湖。
そんな妖精達の住処、霧の湖の近くに聳え立つ紅い屋敷。

______私はその屋敷…紅魔館の一室に居た隙間妖怪へと視線を送っていた。




(なまえ)
あなた
何でアンタが…


何故か、この隙間妖怪は私の部屋のベッドに寝転んでいた。しかも、自分の家で寛ぐような、そんな時と同じ様に。
…紅魔館(人の家)で何してるんだ、って言いたい所にぐっ、と抑えて隙間妖怪に言う。

ç´«
ç´«
別にいいじゃない〜
それより、ちょっと異変解決、して来てくれないかしら?
(なまえ)
あなた
…はぁ?


…はぁ?
どう言う事?と言うか異変なら霊夢か魔理沙に頼めば良いのに。態々私に頼むって…

ç´«
ç´«
そのまんま。
霊夢は何故かね〜、この異変解決を断ったのよ。
(なまえ)
あなた
…それ絶対アンタが悪いんじゃん。
ç´«
ç´«
うぐっ


うわ、霊夢かわいそ…
ま、この隙間妖怪は日頃からの行いが悪過ぎるから…
と言うかそれなりに実力はあるんだから、自分で異変解決しに行けばいいじゃんか。

ç´«
ç´«
私は色々忙しいのよ!


…忙しいとは思えない。
そう言えば、私達が気付かないほどの異変って何?咲夜だって時々買い出しに人里へ行ってるんだから、人里での会話はある程度は知ってると思うんだけど…
流石にお姉様に言わないって事は無いでしょ?だって私達に被害が行きそうなら普通、言うと思うし。
美鈴だって、そう。門番してるんだったら妖精達の会話も聞こえてると思うけども。

フラン
フラン
あなたー!!!
(なまえ)
あなた
ぐぇっ


その時、フランが私の部屋のドアを思いっきりぶち壊して入ってきた。私は入って直ぐに隙間妖怪がベッドに居るのに気付いてドアの所の近くだったから…フランが突進して来たの、諸に当たる…
地味に痛い。

(なまえ)
あなた
フラン、どしたの?
フラン
フラン
えっとね、お姉様が呼んでた…って、何で紫があなたの部屋に居るの〜?
もしかしてあなたが呼んだ?
(なまえ)
あなた
そんな訳無いでしょ!


…早くこの隙間妖怪追い出したいんだけどなぁ…あ、でもそしたらまた隙間を通して来るし、無理やり異変解決させられそうだからやめとこ。
この異変解決、フランに押し付けても良いけどね。
だってこの前私のクッキー食べたんだもん!!

(なまえ)
あなた
…あ、フラン。
隙間妖怪が異変解決して欲しんだって。暇なら手伝ってあげたら?


私達が喋っている時、この隙間妖怪がにやり、と笑っていたのは気付かないまま。
そして、隙間妖怪は片手で扇子をばっ、と広げて口元を隠す。そんな隙間妖怪のした事には気にする事は無かった。




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