第42話

39 瑠姫side
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2021/06/24 17:44
記憶が曲げられてしまったあなた。

付き合ったことないじゃないか。



隣にいるはずの俺の姿はどこにもなかった。




俺が何をしようとあなたの幸せはあなたにしか分からない。
そう思うと俺は何をしているのか分からなくなった。ただ、心の奥底から湧き出る黒いものを始末するしか無かった。













瑠姫
瑠姫
おい、てめぇか?
男
あ??
瑠姫
瑠姫
殺すよ?
男
ひっ!





当然あなたをバットで殴ったやつは殺した。でも、最後の1発という時、真っ赤な顔をした奴が言ったのだ











男
あいつに、指図、されたんだっ
瑠姫
瑠姫
あ??
男
アイツだよ!





後ろをむくと遠くの方に1人の男がいた。








瑠姫
瑠姫
お前……
すると、最後の力を振り絞った男が逃げていく
男
お前は結局負け犬だ!あはははっ






負け犬……違う……俺は負け犬なんかじゃない……俺はただあなたを守りたくて










そしてとうとうやってしまった。

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