その日からどこかで見かけたら喋るという日が続いた。そしてある日、
瑠姫がすき。
この言葉を言われて俺は有頂天になった。だって、俺も好きだったから。
俺の答えは即OK
俺はすぐにダチに話す。
すると、あいつはどこかへ行ってしまった。傷ついたのかなって思って、後をつけていくと、祥生の元へ行っていた。後ろからつけて話を聞いていると、ダチがす祥生の胸ぐらを掴む。
その日からどんどん俺らの関係は悪化した。俺は1匹狼。ダチは荒れ狂い祥生を毎日ボコボコにしていた。しかし、ある日、ダチも祥生もあなたも学校にいなかった時があった。
あなたに連絡しても帰ってこない。
次の日聞かされたのは、ダチが学校やめたこと、祥生は停学処分になったこと、そしてあなたが意識不明の重体なこと。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!