なんと後ろにいたのは
純喜「この間のかわい子ちゃんやん!同じ学校やったんや!」
夏帆「ど、どうも。」
そう、いまさっき喋っていた"イケメン達"の1人、河野純喜。うちの学校の2年でクラスは別のお調子者。
でも、喧嘩は強いらしいけどね。
純喜「奇遇やな!なんて名前なん?」
夏帆「則本夏帆です。」
純喜「夏帆ちゃんか!よろしく!俺は河野純喜!」
夏帆「よろしくお願いします。」
純喜「そんなかしこまらんくても笑」
??「純喜くんーー!!!ほら行こ!」
純喜「あ、じゃあな!」
夏帆「あははは〜じゃぁ〜」
あなた「あはははは!!!爆笑」
夏帆「もぉ、やめてよー」
あなた「あんた、ぎこちな!笑面白すぎたわ。あの男うるさいし。絶対私あの人無理だわ。」
夏帆「私だって無理だわ。はぁーー」
夏帆によるとこの間、チャリの鍵を落とした時に一緒に探してくれた人らしい。運命なんじゃね?って思ったけど、からかいすぎると怒られるのでそっとしときまーす。
夏帆「でも、イケメンだったよね。」
あなた「え?あれが?」
夏帆「まぁ、あなたには早い悩みだと思うわぁ〜」
何ゆってんだこいつ。
やっぱり言っとくべきだった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!