第4話

波乱の予感
167
2018/03/11 15:26
毎日のようになれそめや、
思ってもいないのに、
ユラ
ユラ
うざいところもあるんだよ〜!
と、私のものと主張してくる。

私は、何もかもがどうでも良くなった。
うざいうざいうざいうざい
と、心の中で、ずっと唱えていた。
でも、顔には出さなかった。
出せば、負けた気持ちになるから…
必死に笑った。

ーーーーーーーーーーーーーー

そんな日々が続いて、
地元で夏祭りがあった。
夏祭りは、私の誕生日でもあった。
いつもより少しテンションが高かった。
私がワクワクしていると、
突然、ユラが
ユラ
ユラ
実はさ……別れたんだ……
ユラから言ったの。
と、またまた突然の告白。
戸惑いながらも私は、
ミライ
ミライ
へぇ〜そうなんだ。
どうしてー?
………………………………
と、理由だったり、いろんなことを聞いた。
この時私は、もうどうでもいいような、少しホッとしたような…
そんなあいまいな気持ちで夏祭りと、誕生日を終えた。

この後、それが私とユラの関係を変えてしまうとも知らずに…

プリ小説オーディオドラマ