先生とは、あの事件のおかげでだんだんきょりがなくなった。
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違う映像が流れてくる。
これは………ユラに衝撃の告白をされた日のことだ。
私とユラは、大の親友。
恋バナをするのも、相談するのも、相談されるのもユラだった。
ユラは、私の好きな人を知っていた。
ユラは最近、振られたらしく、でも落ち込んではいなかった。
ある日のこと。
ユラから、LINEが来て、見てみると、
衝撃の告白。
どう返信していいか分からずにいた。
返信しなくちゃ…しなくちゃ…と思い、
と、いろいろ聞かされて心の中は、涙でいっぱいだった。
でも、必死で笑った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。