テヒョンは、
無理に理由を聞かず
ただ黙って背中をとんとんしてくれた
再会してそうそう
わがままを言ってしまった。
帰りたくない
なんて言われても困るよね、
テヒョンは
私の手を取って
走り出した
懐かしいな
この感じ…
ガチャッ
テヒョンお風呂中──
なんだか、
ちょっとしたことでも覚えてくれてると
すごく嬉しい。
.
それから、深夜なのに
昔の話で3人大爆笑。
幼馴染なら、
素直に打ち明けるべきだよね。
なんて言って
またぎゅーっと抱きついてくる
なんか、可愛いとこは
変わってないけど
ユンギに似て
塩の部分も結構ある
テヒョンは、ギャップがすごい。
広いリビングに
布団を敷いて
ユンギ あなた テヒョン
の順で横になった
カチッ
急に真っ暗になった部屋
でも、寂しくなんてない
私の左手にはユンギの手
右手にはテヒョンの手
すごく暖かくて
ぎゅっと握った
じゃれ合うだけですごく楽しい
昔からこの2人はいつでも
私の居場所になってくれる。
どんな場所でも…
ユンギ、テヒョン大好き。
でも、このときの
私は気づかなかった…
✉️ 1件
ジョングク
あなた今日は、ごめん
俺最低だよな…
でもあなたこと愛してるのは本当だよ
早く帰ってきて会いたい。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。