第95話

#88
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2020/05/15 00:00




















壱馬side


急にあなたの友達の


華凛ちゃんから会いたいと言われて会ったけど


あなたから預かってた物があるらしく


それを渡されると、あなたからの手紙。


俺の分と亜嵐さんの分、あとGENERATIONSさんの分


なんで、手紙?


恐る恐る開けて読んだ。

















お兄ちゃん、壱馬へ
急に手紙なんてごめんね。


多分、これを見てる頃には私はいないかな。


私たくさんお兄ちゃんに迷惑かけたよね。


本当ごめんなさい。


お兄ちゃんは、悪くないから


私が全部悪いの。


お兄ちゃんは、こんな私の事を忘れて


ボーカル頑張ってください。


私よりも幸せになってください。


心配になっても、私のこと探さないでください。


私は元気に暮らしてます。心配しないでね。


最後まで心配かけてごめんなさい。


どうかこんな妹を許して。


川村あなた








川村壱馬
川村壱馬
は?
川村壱馬
川村壱馬
え、どうゆうこと?
華凜
華凜
あなた…ここにいません。
川村壱馬
川村壱馬
うそ…でしょ…?
華凜
華凜
手紙の内容は、よく分からないですが
私から言えるのは、あなたはここにいないです。
川村壱馬
川村壱馬
なんでよ…なんで…?
華凜
華凜
とりあえず、
壱馬さんに後の手紙頼んでもいいですか?
華凜
華凜
私、壱馬さんしか知らないですし会えないので
川村壱馬
川村壱馬
わ、分かった。
川村壱馬
川村壱馬
ありがとう、華凛ちゃん
華凜
華凜
はい。
本当は、言わないでって言わましたけど。
半年後…
川村壱馬
川村壱馬
え?半年後?
華凜
華凜
半年経てば、大丈夫です。
戻ってきます。
華凜
華凜
あなたは、無事なので。
川村壱馬
川村壱馬
分かった。ありがとう
華凜
華凜
はい。
私はここで、失礼します
川村壱馬
川村壱馬
うん、ありがとう
華凜
華凜
(* . .)))ペコッ






……どうしよう。


事務所戻って手紙渡すか。

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