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第1話

一話
943
2021/09/22 22:59
 ある独りの少女が、路地裏にいた。




 彼女の髪は絹のに白く美しい。





 彼女の目は、見ているだけで引き込まれる不思 
 議な紫色をしている。
名もなき少女
名もなき少女
…………



彼女は横たわっているがピクリとも動かない
そこに、二人の人影が近づく
???
???
おいてめぇ、少しは任務の報告書掛けや
???
???
ええ、蛞蝓のくせに生意気だなぁ
???
???
てめぇ!
???
???
うるさぁい
???
???
!中也まって
倒れている少女を発見する。

???
???
なんだよ!…おい太宰どうする
太宰治
太宰治
どうするも何も連れてくしかないんじゃないかな
中原 中也
中原 中也
そうだな
太宰治
太宰治
あ、もちろん中也が、運んでよね
中原 中也
中原 中也
てめぇが運べばいいだろう
太宰治
太宰治
だって君は僕の犬だろ
中原 中也
中原 中也
俺ぁてめぇの犬じゃねぇ
そんなことを言いながら結局中也がポートマフィアまで運ぶことになった。
(ポートマフィア内部の一室)
名もなき少女
名もなき少女
う、うーん
中原 中也
中原 中也
お、起きたか
太宰治
太宰治
はじめまして、君名前は?
名もなき少女
名もなき少女
急に震えだし布団に潜り込んだ。

怯えているようだ。
太宰治
太宰治
そんなに怖かったかな僕
中原 中也
中原 中也
そうじゃねぇだろ。おい、てめぇ大丈夫か?
顔をのきこむ中也、すると布団の隙間から顔を出す少女
名もなき少女
名もなき少女
あ、あなた、たちは誰ですか。
もう、痛いことしないで、くだ、さい。
なんでも、ヒック、しますから。
太宰治
太宰治
大丈夫だよ。僕達はただ道で倒れていた君を見つけてここまで運んできただけだから君の恐れているようなものじゃないよ。
名もなき少女
名もなき少女
ほんと、ですか?
太宰治
太宰治
ああ、本当さ。
少女の緊張が少し収まる
中原 中也
中原 中也
俺ぁ中原中也だ。改めて聞く、てめぇ名前はなんだ?
名もなき少女
名もなき少女
私の名前は……わからない。
太宰治
太宰治
そうかい。それはこまったね。
中原 中也
中原 中也
わからないか。じゃあ、他にわかることはあるか?
名もなき少女
名もなき少女
………何も、わからない。思い、出せない。
名もなき少女
名もなき少女
ごめんなさい。
太宰治
太宰治
別に謝るようなことじゃないよ。
名もなき少女
名もなき少女
はい
すみません。中途半端なところで切ります。
初めての投稿でしたがいかがでしたか。
Ꮚ˘ ꈊ ˘ Ꮚ
これからよろしくおねがいします。

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