第72話

セブルス・スネイプ
305
2024/05/11 16:36
ヴォルデモート
ヴォルデモート
あぁ……あぁぁ………
ヴォルデモート
ヴォルデモート
来いナギニ。お前を安全なところへ

再び分霊箱を壊され、苦しむヴォルデモート


足取りが悪くなり、デスイーターの仲間に心配されるもイラッとして殺してしまう



ナギニを近くに寄せ、一緒に消えてしまった
















┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈




ハリー・ポッター
ハリー・ポッター
あなたはどこに?
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
忍びの地図で見ましょう

ハーマイオニーは忍びの地図を取り出し、広げる



ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
スネイプとヴォルデモートの近くにいるじゃないか…!
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
……スネイプが死ぬって言っていた話じゃないか?
救おうとしてるんだ
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
そんな…危険すぎる…!
ハリー・ポッター
ハリー・ポッター
場所的に、あなたは隠れてそうだ…。
そっと気付かれずに行こう


ハリー達は、忍びの地図を見ながら、襲撃を交わしてあなたのいるところへ向かった














┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



あなたは、スネイプとヴォルデモートが離している部屋の前にいて気配を消す魔法をしながら、側で見守っていた




セブルス・スネイプ
セブルス・スネイプ
その杖で実に優れた魔法を行っておいでです
ヴォルデモート
ヴォルデモート
違う…
俺様は実に優れてはいるが、この杖が言うことを聞かぬ
セブルス・スネイプ
セブルス・スネイプ
それは最強の杖です
オリバンダーが申しました
今夜、小僧とまみえる時には、ご期待に添うはず。
その杖の主は、あなた様だけです
ヴォルデモート
ヴォルデモート
そうか?
セブルス・スネイプ
セブルス・スネイプ
我が君…
ヴォルデモート
ヴォルデモート
杖は本当に俺様に仕えているのか?
お前は賢い男ゆえ知っておろう
この杖の本当の主は誰だ?
セブルス・スネイプ
セブルス・スネイプ
もちろん、貴方様です。我が君。
ヴォルデモート
ヴォルデモート
ニワトコの杖が俺様にまともに仕えぬのは、真の主ではないからだ。
この杖は、前の主を殺した魔法使いに帰属する。
ダンブルドアを殺したのは、お前だ。
お前がいる限り、杖は俺様のものにならぬ。
お前は忠実な下僕だった、セブルス。
だが、永遠に生きるのは、この俺様だけだ。
セブルス・スネイプ
セブルス・スネイプ
我が君…

スネイプが何かを言おうとすると、ヴォルデモートは、スネイプに攻撃をする


スネイプはその場に倒れた


ヴォルデモート
ヴォルデモート
ナギニ、殺せ

ナギニは言われた通り、スネイプに何回も噛み付く




私は声が出そうになり、口を両手で抑え、ヴォルデモートがどこかへ行くまで息を潜めた


ヴォルデモートとナギニが、どこかに行ったのを確認し、部屋の中に入る




(なまえ)
あなた
スネイプ先生…!
私は彼に駆け寄り、治癒魔法をかける

そこに、ハリー達が合流してきた


ハリー・ポッター
ハリー・ポッター
あなた…!!!!
(なまえ)
あなた
スネイプ先生が、ヴォルデモートとナギニに攻撃にあった。早く治さないと…しんじゃう…
セブルス・スネイプ
セブルス・スネイプ
これを…これを取れ…ポッター
(なまえ)
あなた
先生の涙を取ってハリー
ハリー・ポッター
ハリー・ポッター
!!何か!なにか入れ物を!

ハーマイオニーが、小さな瓶を取り出し、ハリーに渡すと、ハリーはあなたの反対側に行き、スネイプの涙を取る


(なまえ)
あなた
スネイプ先生を……救うために…来たんだから!

スネイプ先生は私の手を掴む


セブルス・スネイプ
セブルス・スネイプ
余計なことをするな………
次は……お前が殺される
(なまえ)
あなた
なんで!ダメよ!救いたいの先生…。
気配を消して殺したことにすればいい。先生が死ぬ必要なんかない!
セブルス・スネイプ
セブルス・スネイプ
ここで、力を…使うな……
私はいいのだ
(なまえ)
あなた
いやだ

スネイプの言うことを無視し、治癒魔法をかけ、傷を治した
(なまえ)
あなた
スネイプ先生は身を隠してて。
気配も消せますよね?死んだと思わせておかないと。


スネイプは、体制を直し、私を見た
セブルス・スネイプ
セブルス・スネイプ
余計なことをするなとあれほど…
まぁ、いい。従おう
スネイプは立ち上がり、ハリーに近づき、顔をジッと見つめる
セブルス・スネイプ
セブルス・スネイプ
リリーと同じ目だ
ハリー・ポッター
ハリー・ポッター
…!!!


(なまえ)
あなた
後は任せてください

スネイプはあなたに、少しばかり薬を私に渡し、消えていった


ヴォルデモートの声が城中に聞こえた



ヴォルデモート
ヴォルデモート
お前たちは勇敢に戦った。だが、無駄だ。
こんなことは望まぬ。
魔法族の血がながされるのは大きな損失だ。
我が勢力を一時撤退させよう。
その間に死者を尊厳をもって弔うがいい。
ハリーポッター、お前は今夜、みずから俺に立ち向かわず、友を犠牲にした。
これ以上の不名誉はない。
禁じられた森に来い。自分の運命と向き合え。
お前が来なければ、皆を殺す。男も女も子供も1人残らずだ。お前をかくまうやつは全員殺す。



(なまえ)
あなた
……ハリー

私はハリーの元に行き、ハリーの胸元に手をあて、魔法みかけた


ハリー・ポッター
ハリー・ポッター
なにしたの?
(なまえ)
あなた
ハリーを守る魔法。死ぬことはないって分かってるけど、一応ね。
ドラコのお母さんが守ってくれるわ。
禁じられた森に行っても大丈夫よ。
ハリー・ポッター
ハリー・ポッター
……ありがとう













┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈




私たちは、大広間に戻った



大広間には傷ついた生徒が大勢いた

けれど、私の守護魔法のおかげで、死者がでなかったのだ




ニンファドーラ・トンクス
ニンファドーラ・トンクス
あなた、おかえりなさい
あなた、全員に守護魔法をかけたのね?
殺されそうになったら、皆強い光が出たって…
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
…?!そうなのか…?
(なまえ)
あなた
…うん。
ニンファドーラ・トンクス
ニンファドーラ・トンクス
あなた、凄いわ。自慢の娘よ。でも、どうしたの、浮かない顔して
(なまえ)
あなた
ううん、なんでもない
ニンファドーラ・トンクス
ニンファドーラ・トンクス
…そう、ならいいけど…

ママは気にかけていたが、すぐに笑顔になり、そっと私を抱き締め、頭を撫でた


ニンファドーラ・トンクス
ニンファドーラ・トンクス
貴方は英雄よ
(なまえ)
あなた
……皆の怪我を治す



私はママから離れ、大広間の中心に行き、両手を組み目を閉じた


皆は私に注目をした




(なまえ)
あなた
……皆の傷を…癒したまえ…


あなたから強い光が解き放たれ、やがて、大広間を包んだ



怪我をした者全員どんどん、怪我が治っていく




皆は驚いていた





(なまえ)
あなた
ふぅ…

大きな魔力を使ったので、少しよろけると、ドラコが支えてくれた



ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
大丈夫か?
(なまえ)
あなた
うん、魔力の使いすぎね
皆が怪我治って良かったわ

ドラコは私を支えながら、座れるところに誘導し、一緒に座った




皆は私に、『ありがとう!!!』『すぐに傷が治った!』『もう痛くないわ!!』とたくさんの喜びの声をかけてくれた




リーマス・ルーピン
リーマス・ルーピン
私の娘は聖女だな
(なまえ)
あなた
パパとママも無事で良かったよ
リーマス・ルーピン
リーマス・ルーピン
あなたが守ってくれたおかげだ。
ありがとう


モリー・ウィーズリー
モリー・ウィーズリー
本当に感謝するわ…
私たち家族の傷も癒してくれてありがとう
(なまえ)
あなた
いいえ、当然のことだもの
モリー・ウィーズリー
モリー・ウィーズリー
あんた、こんないい子を離すんじゃないよ
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
わ、分かってますよ…

モリーは私に感謝のことばを言うと、笑顔にドラコを軽く叩いた



ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
あなたは、本当に凄い
僕には勿体ないぐらいだ
(なまえ)
あなた
何言ってるの、私が好きなのはドラコだけなのに
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
…そうだったな

ドラコは私を抱き寄せ、額にキスをした



(なまえ)
あなた
えへへ


ニンファドーラ・トンクス
ニンファドーラ・トンクス
パパの前でイチャつくと、パパが悲しむわよ
リーマス・ルーピン
リーマス・ルーピン
うぅ………
ニンファドーラ・トンクス
ニンファドーラ・トンクス
しっかりしなさいよ
リーマス・ルーピン
リーマス・ルーピン
はぁ……娘を持つって辛いな…
(なまえ)
あなた
パパったら…



皆の怪我も治り、大広間では平和が一瞬戻った気がした



まだ、戦いは残っている




スネイプもフレッドとパパとママの死は救えた





ハリー・ポッター
ハリー・ポッター
あなた、スネイプは…
(なまえ)
あなた
大丈夫。ヴォルデモートには死んだと思わせてるし、今は姿を消してもらってるし。
それより、涙取ったんだから、記憶見てきなよ
ハリー・ポッター
ハリー・ポッター
そうだね

ハリーは瓶を握りしめ、大広間から出ていった





ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
あなた、無理をしてないか
(なまえ)
あなた
大丈夫だよ…
スネイプ先生が薬をくれたから
魔力回復ポーションみたいなやつね…
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
渡していたのは、そういう薬だったのか
(なまえ)
あなた
こういうのが欲しいって言ってたから
あの人は最初からこっちの味方だからね
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
演技が上手すぎるな
(なまえ)
あなた
今は一時休戦~~~
休も休も~~~

私は後ろに寝転がると、ドラコはふっと笑い頭を撫でてきた


ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
そうだな





残り誰も死なせず終わらせてやる…


やってみせる…!






作者
作者
スネイプ先生、生きるルートと死ぬルートを何回も書き直してずっと悩んでました



生きて欲しいよね

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