第3話

3🥞
1,925
2020/12/21 11:00
ここからいじめはエスカレートした






殴られるとかじゃなくて






口から
あなた

姉さん…私が悪かったです。
弱かったから…

月を見ながらそう呟いた
胡蝶カナエ
胡蝶カナエ
(あなたは強いわ、大丈夫私がついてるから!)
あなた

⁉︎姉さん…(涙)

胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
何一人で泣いてるんですか?
うるさい、






私はこの時決めた



もう泣かない










もう笑わない































私は一人でも大丈夫
あなた

胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
無視ですか?
あなた

栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
師範無視するとか有り得ない…
神崎アオイ
神崎アオイ
しのぶ様をなんだと思ってるんですか!
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
もういいわ、行きましょ
あなた


(私は一人でも大丈夫…
私は一人でも…)

ー朝ー
今は3時30

起きるの遅いとか言われたから

見返したくて早く起きた

まだ誰も起きてない…
あなた

(寒っ…)
何しよう…

とか言ってるけど隊服を着て外に出た
あなた

(走れば強くなるし寒くなくなる!)

あなた

ハァ、ハァ…ハァ、ハァ…

今何時だろう…

もう戻った方がいいかな?

あれから多分3.4時間は経ってると思う

あ、戻っても意味ないか…

今日柱合会議だし


あなた

(最近ちゃんとご飯食べれてないな)

冨岡義勇
冨岡義勇
?(あなたか?)
あなた

あ、冨岡さん
おはようございます。

冨岡義勇
冨岡義勇
あぁ、(おは)よう…
(何か痩せたか?)
あなた

今日の柱合会議何話すんですかね

冨岡義勇
冨岡義勇
分(から)ん
あなた

そうですか…

〜冨岡目線〜
外の空気を吸いたくて

外に出たら

あなたがいた

走っているのか、

声をかけようか迷っていたら

あなたがかけてきてくれた

日に日に痩せていってるように見える




俺はよく言葉が足りないと

胡蝶に言われるが

あなただけはちゃんとわかってくれる
冨岡義勇
冨岡義勇
朝ごはん食(べた)か?
そう聞いたら

何故か悲しい顔で
あなた

食べてないです

いつから走っているのだろう…

あなたが笑わなくなった

よく分からないが聞く必要は

ないと思った

いや、














聞いてはいけないと思った
冨岡義勇
冨岡義勇
俺の(屋敷に)来るか?
あなた

迷惑じゃなければ…

冨岡義勇
冨岡義勇
構わん
あなた

ではお言葉に甘えて
行かせてもらいます

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