第21話

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2020/10/13 11:30






























ガチャッ









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  あっあなた〜!おかえり〜  
m
  ……どうしたの!?  





お母さんはリビングに入って来た私を見て驚いていた



















その日の夜は、正直あまり眠れなかった














翌日




教室に入ると、また知らない男の子達に囲まれる

毎日毎日、知らない人達ばっかりで

少しムカつきながら席に着いた。














授業は全然集中出来ずにいた







昨日のことが頭の中でフラッシュバックして

また視界が涙で滲む。



何とか涙が零れ落ちないように、必死で歯を食いしばった



















先程まで騒がしかった教室が、

放課後になると一気に静かになる。




今日もジアンは話してくれなかった




ひとりでいることなんて昔から平気なのに

凄く、寂しくて、悲しい














私はいつもの場所に行き、野良猫を撫でていると














th
th
  あ、やっぱりここにいた  
th
th
  …可愛いな  










後ろから聞き覚えのある低い声がして、

振り返ろうとしゃがんだまま顔を動かした









その瞬間、

テヒョンさんは私に近づき




肩に、顎を乗せた





























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