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第13話

story
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
送ってくださってありがとうございました
平野
全然。じゃあまた連絡するね
学校、頑張って!
それだけ言うと、


車のブレーキランプを5回点滅させて


走り去っていってしまった。

…ドッドッドッドッ


と一気に加速していく鼓動。



緊張がとけたのか、



足や腕がプルプル震えてる。
は、初カレってこんな感じなの?


こんなにドキドキしたり、


緊張したりするものなのかな。


平野さんは大人だし


きっとたくさん恋愛もしてきたんだろうけど


本当に私なんかで良かったのかなーっと


ちょっと不安はあるけど。



私…これから心臓もつのかな∥∥
 
なんてキセキ!



今まで恋もろくにしてこなかった私に


あんな素敵な人が一目惚れしてくれただなんて…


あんな素敵な人が彼氏だなんて…


夢…じゃないよね…?
思わず自分の頬を加減無しに引っ張った。
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
痛い…
ということは、夢じゃない。


こんなの、授業どころじゃないよ!!!
先生の話もろくに聞かず、


ノートの端にこっそり


平野さんの似顔絵を描いて一人笑った。
ーーーーーーー学校帰りーーーーー
"また連絡する"


って言ってたけど…


いつくるのかな?


そういえば平野さんは今日仕事あったのかな?
ひょっとしてまだ仕事かな?


じゃあ私から連絡はしない方がいいのかな?
帰り道。


一人、携帯を握り締めて


LINE通知を来るのを待っていると


丁度平野さんからのメッセージが届いた。
(平野)"もう学校終わったかな? 
お疲れ様。今日はありがとう!"
はぁぁぁぁあ。


なんか気持ち通じあってるみたい♪


じゃなくて。返信返信!
(七海)"終わりました!
こちらこそ、色々ありがとうございました"
…送信。
あ、誤字脱字確認してなかった…


大丈夫だよね??
返信くるかなぁ。


わくわく、どきどき、





ープルルルルルルル。
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
えっ!電話!?
いきなり鳴った着信音に携帯画面を覗き見ると



"着信 平野さん" と表示されている。
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
も、もしもし
平野
あ、七海ちゃん?
ごめんいきなり電話しちゃって
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
い、いえ
わぁ…どうしよう。


会って話してる時よりちょっとだけ


低い平野さんの声に耳が熱くなる。
平野
今仕事終わってさ、
疲れたから
ちょっと電話したいなぁって
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
え、お疲れ様です。
忙しいんですね…お仕事
平野
うん。ちょっとね。
明日から連絡とれないかもしれないんだけど…
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
そうですか……
さみしい。


って思った。
けど、付き合ったばっかりで


そんなさみしいとか悲しいとか


もっと話したいとかだだこねてたら


ダメだよね。迷惑かけちゃ…
平野
さみしい?
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
えっ!?∥∥∥
うそ。


バレてる??
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
えっと、あの…その、∥∥
ここでさみしいって素直に言うべき?


いっちゃダメ??


わからなくて答えに困っていると
平野
ハハッ。冗談だよ。
だったらいいなぁって話
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
っ!?∥∥
だ、だったらいいなぁ。って…


それってつまり、…


私に寂しいって思われたいってことだよね?
あぁ、ミスったかな。
平野
じゃ、おやすみ
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
あ、おやすみなさい
言い終わるとすぐに


プープープーッ。と携帯の機械音が鳴り響いた。

家に帰ると、いっきに肩の力が抜けて


ベッドにダイブして平野さんのLINEを見つめた。



緊張した…。



けど明日から話せないなんて…


やっぱり寂しいよ。


仕事だから言わない方がいいと思ってたけど…



素直にさみしいっていえばよかった…。




早く。



早く



会いたいな。