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第3話

story
紗綾
えっ?エリンギフールって言ったの?
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
そう。笑っちゃうでしょ
お昼休み。


いつも通り紗綾と二人お弁当を広げて


屋上でくつろぎながら、


珍しく私の恋バナをすることになって。


あの日のことを思い出しながら語ると、


紗綾は口にしようとしていた


サンドウィッチをピタリと止めて


驚いた表情をしてみせた。


そりゃそうだよね。


エイプリルフールを


エリンギフールだなんて。


間違っても言わない。
紗綾
笑っちゃうっていうより、ビックリ!
紫耀(しょう)くん以外に
そんな天然発言する人いるんだ(笑)
紗綾は急にゲラゲラと笑い出した。
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
しょうくんって?友達?
紗綾
なわけないっしょ!
あんな素晴らしい人が友達なんて
そんな滅相もない!
首をブンブンとふりながら、


紗綾は鞄からおもむろに何か雑誌を取りだし


その場に広げた。
こういうのに疎い私でもわかる。


10代女子の大半は買っているであろう


ジャニーズ雑誌だ。
雑誌の表紙に乗っている男の子たちは


きっと私達と同世代くらい。


同じ年でもこんなにもやっていることは


違うのかとレベルの違いを思い知らされる。
紗綾
この人!
雑誌をパラパラとめくり、


男の子がどーん!とドでかく載っている


ページを開くと、


興奮ぎみに私に指差してくる紗綾に


戸惑いながらもその男の子を雑誌の中に見つめた。
"国宝級イケメン"


"ドラマやCMで活躍中"


"今話題のジャニーズ"


"king&Prince"


"ドラマ:花のち晴れに出演中"





平野紫耀……
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
ひらの…何て読むの?
紗綾
これで、しょうって読むの。
ひらのしょうくんだよ~♪
カッコいいでしょ?
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
へぇ~…
今までの私なら、


そうか?とか、ふーん。で


適当に答えて終わらせていた。


けど。
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
カッコいい
思わず口に出てしまった言葉。


紗綾
え、何。紫耀くんはイケる!?
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
…うん。
紗綾
わぁ!
やっと、話が合うようになったよぉ!
あのね、紫耀くんね凄いんだよ…
それから紗綾から耳が痛くなるくらい


平野紫耀くんの話をされた。




最近デビューしたってこと。


花のち晴れっていうドラマに主演で出てること。


CMにも出てること。


今日、初めて知った。
…嫌じゃなかった。


話にどんどん吸い込まれていってしまって



もっともっと彼を知りたいと思えてきた。
きっと彼は凄く素敵な人にちがいない。


平野紫耀(21)と書かれた、この人。


性格もわからない。


声も知らない。


でも、気になる。


すっごく。


なんで??


この人のことをもっと知りたい。