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第9話

story
…ドキドキドキドキ。



周りを見渡せば、


お上品な綺麗な人たちばかり。



フォークやナイフの持ち方


座り方からしてみてすぐに分かる。




どうしよう。



何だか、場違いな気が…。


??
そんなに緊張しなくて大丈夫だよ?
普通にしてればいいんだよ
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
は…はぁ…
いやいや。無理ですよ。


そんなこと言われましても。


こんな高級そうなレストラン、


来たことがないもん。


てか何で私もあの時断らなかったんだろう。


見知らぬ男性についていくなんて…


今考えれば恐ろしいこと。


でも…



チラッと彼の方を見ると、


バッチリと目が合ってしまって


反射的に背けた。



何話せばいいのかわかんないよぉ…!!
??
ごめんね。
緊張するよね急にこんな所連れてこられて
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
い、いえ
はい。すごくスッゴク緊張しております。
??
こーゆー所、一人じゃ来ずらくってさ
恥ずかしそうに微笑む彼。


まぁ、確かに…


周りには若いカップルだらけ。


一人で来ている人はいない。



けど、いきなり今日会ったばかりの私!?
??
名前、聞いてもいい?
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
七海です
平野
俺は平野です
ひ、平野さん…。
平野
そういえば七海ちゃんって何歳?
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
18です!
平野
18かー。じゃあ、
3歳差だからそこまでだね
3歳差ってことは…


21歳ってこと??


そんなに歳離れてないんだ…。


あれ、でも21ってことは大学生か何かだよね?


もしかしたら社会人の可能性も…。


なのに、何で制服着てるんだろう?


それも、ここら辺では見かけない制服。
平野
あ、これ?
21なのにおかしいでしょ(笑)
私の視線を感じたのか、


平野さんは自分が着ている制服をポンポンと叩いてみせた。
平野
仕事でどうしても
着なきゃいけなくてさ。
結構恥ずかしいんだけど(笑)
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
そうなんですか!?
仕事で制服って…


どんな仕事なんだろう??


ホスト?いや、ホストは制服じゃなくて


スーツだよね?



気になる…。
店員
失礼します。
こちら、キャビアとローストビーフになります
キャビア!?
初食べだよ!
キャビアってこんなんなんだぁ



知らなかった。
ん??
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
この周りに乗ってるのは…
キャビアが乗ってる

お皿の周りにバラまかれている黒い?物体。
平野
あぁ、これは干し柿かな
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
キャビアに干し柿って…
平野
ね、ちょっと変わってるよね(笑)
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
はい(笑)
平野
あ、ねぇ。知ってる?
干し柿の家での作り方
干し柿の作り方??
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
知らないです
平野
干し柿はね、
洗濯機に柿を入れて、
家の外に干すとできるんだって
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
え、…
洗濯機!!?!?
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
す、凄い!!!!
洗濯機って色んな事に使えるんですね!?
平野
半分嘘だけど
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
えぇっ!?
平野
ハハ…ッ
信じちゃった?
"さすがに洗濯機ではね"


と笑う平野さんに


一瞬信じてしまった自分が恥ずかしくなった。
からかわれた?のかな?



でも…おかげで少し緊張がほぐれたかも。
平野
俺、最初ね干し柿作るには洗濯機に柿を入れればいいと思って本当にやっちゃったんだよ
雪白 七海(ゆきしろ ななみ)
えぇ!?うそ!?
平野
ほんとほんと(笑)
おかげで洗濯機壊れちゃって
平野さんみたいな大人な人でも


そんな間違いをすることもあるんだなぁ。
平野さんとのお喋り…なんだか


凄く楽しいなぁ。