お前らがそんなことしなかったら俺は嫌いだって自覚しなかったんだよ
自覚させたのはお前ら
こんな展開を望んだのはお前ら
俺が要らないならいらないでそれでいいさ
”5人”でやっていけよ
……なに?6人になったのは全部俺の責任?あーそうだな勝手にそう思っとけよ
別に責められたって構わないさ
別に嫌いで離れてもらっても構わないさ
”俺には何の関係もないから”
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マサイside
『要らねえんだろ?』
『馴れ馴れしくすんなよ』
何してんだよ俺……
こういう時に1番動かないといけないの俺だろ?副リーダーだろ…?
なのになんでなんも出来ねえんだよ……
なんであの時賛成したんだよ……
こんなんじゃ俺副リーダーなんかやってけねえよ…
ガチャッッッ
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
シルクside
ガチャッッッ
なんで来たんだよこいつ……
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マサイside
ダメだ……泣いたらシルク困らせるから……
またシルクに子供扱いされる…もう迷惑かけたらダメなのに……
どうしよう。早く帰らないと、こんなの迷惑しかかけてないじゃん……
バタンッッッ
……あーあ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。