私はそっと瞼を閉じて
『思い出す』ことにした。
『在りし日』の事を。
大きな力には代償が必要。
そんなこと、分かりきっている。
けれど、能力者が能力を使う度、
『ソレ』は代償として溜まって行く
一定の数溜まってしまえば、もう・・・・・・・
と、まぁこれは少し前の話で
今はそれなりに溜めても 『ソレ』を
とある使い手の能力によって
少しだけだが消費出来ることがわかった。
その使い手の能力とは
万能神霊の能力
万能神霊の能力は基本的に札に神霊の力を込め、
それを使用する事が出来る能力であり、
大幣でその力の込め具合を調節できる
そして『ソレ』を抑える為の札は
能力を使う度に少しずつ燃えて行き、
万能神霊の能力の使い手が能力者達に配った札は
『3枚』
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!