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第35話

34
夕方、蓮が帰ろうとすると

樹が勝手に入ってきた


樹「あ、わり」


樹は私ではなく蓮に言う

この2人がいつの間にか

こんなにも仲良くなっているなんて知らなかった


樹「もう帰んの?」


蓮「家に飯あるんで」


樹「あー、例のコックさんね。今度俺も行っていい?」


蓮「言っときますね」


私なんて見えてないみたいに

2人は楽しそうに話を進める


樹「また来いよー?」


蓮「お邪魔します」


パタンとドアが閉まって樹だけになる


樹「なに不貞腐れてんの?」


「じゅのバカ」


樹「りまで言ってくれる?」


樹はビニール袋に入ったものを冷蔵庫にしまう

それから鞄を持って玄関に行ってしまう


「ねぇ、」


樹「ん?」


「鍵さ、もう1個ほしいんだけど」


樹「あー、じゃあ店紹介するからそこ行きな」


もう今までとは違う


樹「あなたももう大人になるんだから、好きなやつに渡すなら頑張んな?」


樹は優しく私の背中を押してくれる

でもちゃんと近くに寄り添ってくれる


樹「大丈夫、きょもだから」


「あ、大我くんか」


大きな一歩

スタートラインからやっと歩き始める