みんなが食べ終わったあと
蓮が立った
蓮「俺とあなた、ここを出て2人で暮らすことにしました」
そう言うとみんなは笑顔になった
涼太「2人ともお幸せに」
涼太が私と蓮を見て笑顔で言った
それにつられてみんなも
照「おめでと」
ラウ「俺毎日遊びにいくね!」
亮平「ようやく結ばれたね」
翔太「お前ら遅いんだよ!」
大介「わーい!おめでとーっ!」
康二「おめでとうやけど寂しなるなぁ」
辰哉「さっきも言ったけど喧嘩した日は泊めてやるよ」
と祝福してくれた
蓮「ウェディング写真とかは康二のとこでやるから」
康二「え!ほんま?!」
ガタガタと椅子をひっくり返して立ち上がる
蓮はそんな事まで考えていてくれたんだって
なんだか嬉しくなる
「ケーキは涼太にお願いしよ」
辰哉「おーおー、それは2人で話せよ」
照「ふっか妬いてんの?」
ラウ「えー?!」
辰哉「うるせぇ!」
最後の最後までみんなは優しくて
騒がしかった
私にとって初めての大切な友達以上の仲間たちだ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。