第100話

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2020/10/19 14:48
私達は一瞬ビックリしてから

ふっかを抱きしめた


「一生のお別れじゃないよ」


辰哉「一生の別れなんかするかバカ」


そう言うふっかを見て蓮と笑う


蓮「飯はこっちで食べるわ」


辰哉「じゃあここにいろよ!」


「寝る時だけ家に戻るね?」


辰哉「なんだよそれ!」


3人でケラケラ笑う


蓮「ふっかさんも遊びに来てね」


辰哉「言われなくても行く」


ふっかがそう言うと

控えめにコンコンとドアがノックされた


ラウ「ご飯だけどどうする?」


そろっとラウちゃんが顔を出す


辰哉「今行く」


ラウ「うん、待ってるね」


ラウちゃんはまたそっと出ていった


辰哉「お前らが出てった日に焼肉してやるからな」


「子供なの?」


辰哉「大人だわ」


さっきのしんみりした空気はどこへやら

私達は3人でわいわい騒ぎながら下へおりた

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