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第48話

【長尾謙杜】喧嘩・前編




『私じゃダメなの?』

「そんなん言ってへんやん!」

『言ったよ!』

「え、俺なんもしてへんやん!」

『気づいてないの?』

「なに?」

『もういい。ちょっと出てくる。』

「は!?待ってや!」

バタン…


……こんなはずちゃうかったのに。
俺が「あーぁあ。那須のほうがちゃんと聞いてくれるのになー」って言ったら、あなたが怒っちゃって。
今は6時半。この時期やから、もう真っ暗なんちゃうかな?

「あーー、やっば。ほんまやらかした。」

頭を抱えて、まじで反省してる。

「どこ行ったんやろ。あ、」

こんなときは、みっちーに電話や。

プルルル…
[もしもーし、]

「みっちーみっちーみっちー!」

[なんや、長尾。]

「あなたが出てった。」

[は?おま、何してん?!]

「それが、分からんのよ」

[分からんことないやろ?思い当たるのは?]

「ん〜〜…那須のほうがわかってくれるって言った。」

[…それ、あなたちゃん、那須のこと女の子やと思ってるんちゃう?]

「え?そーなん?」

[やって、長尾のクラス、那須さんっておったよな?]

「…おるわ。」

[絶対それや!はよ謝り。]

「どこおるんか分からんもん。」

[そんなん…走って探せ!!]
ブチッ

そっか…謝らんと。
適当に上着羽織って、ポケットにスマホ突っ込んで家を出た。