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第16話

【永瀬廉】発熱・後編




ひとカップ食べ終えると、体をこくっこくって揺れてるあなた。

「寝てええよ?」

『ん…』

あなたを横にさせて、俺もその横に寝転ぶ。

『れん、移っちゃう…』

「別にええよ、明日休みやし」

こんな状況でも俺のこと気にしてくれんのが、嬉しいけど、今はあなたのほうが大事だから。
ぽん、ぽん、と、リズムよくあなたの背中を叩いてあげる。

『れん、…』

「ん?…あ、なんだ、寝言か…」

呼ばれたと思って返事したら、寝言。
寝言で俺の名前呼んでくれるなんて、可愛すぎん?
寝てる間にお粥でも作ってこよ、と思い、立ち上がる。

料理苦手やけど、必死にクックパッド見ながら作ったわ。
部屋にお粥を持って入ると、あなたが寂しそうにこっちを見つめていた。

『いなくなっちゃったかと思ったぁ…っ』

泣き出しそうにこっちを見つめてくる。

『うぅ…っ、』

「あぁ〜、ごめんな?」

「お粥作ってきたで?食べる?」

泣いてるけど、こくっと頷くから食欲はあるんやなって思う。
さっきと同じように あーんで食べさせてあげる。すぐに完食。
お腹減ってたんやな。

「熱、辛い?」

『れん、いるからへーき』

「でも顔真っ赤やで?」

「早く寝た方がええよ?」

『どっか行っちゃやだ。』

なんだかんだ夜の9時。
ちょっと早すぎる? いや、寝ぇへんとあかんやろ。

「泊まってってもええ?」

『泊まってって…』

ぽやぽやさせた顔で言ってくるから、もし病人やなかったら襲ってたかも…なんて。笑

「寝るまで傍におってあげるから、明日、病院行こ」

夢に入る寸前なのか、目をうっすら開けて微笑むあなた。
そのまますぅっと眠りに入っていった。



明日病院に連れていったところ、見事にインフルエンザと診断されました。