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第1話

【長尾謙杜】秘密・中編R
23,256
2020/03/20 10:18





「しよ?」

『なに言ってんの!?』

突然言われてびっくり。

「えぇ〜、だって、いつもするとき声出せへんから」

『だからって、!』

何回かはしている。
それも一階に親がいる状況で、謙杜の部屋で声を潜めあってした。
まぁ、普通親がいるときにするほうがやばいんだろうけど。

「ちゃんと声出してできるやん。」

のりのりで言ってくるから降りるしかない、と思って。

『部屋暗くして、くれるなら…』

「分かった!」

目を輝かせてるから、変態?って思っちゃう。
ふたりで謙杜の部屋に行って、ベットに押し倒される。

「うわぁ、親気にせんで出来んの、嬉しっ…いたっ!なんで?!」

『変なこと言わないで!』

あんま変な事言うから腕を叩く。

「はいはい、じゃ、はじめよ」

ほっぺに手を滑らせてから、キスがはじまる。
軽いキスを続けていると、当たり前のように舌が入ってくる。

『んっ、んちゅ』

「んん…」

唇が離れると、ペロッと下唇を舐められる。

『やっん、』

「かわいっ」

反応を楽しむように笑うと、微笑みながら服をぬがしていく。

『ふっ…さむっ』

寒い冬の中、暖房も何もついてない部屋は、外気に触れるだけで素肌が寒くて仕方ない。

「寒い?大丈夫、すぐ熱くなるから」

そう言うとブラを外して片方の膨らみを口に含まれる。

『んやっ、ちょ、』

「ん、ふわふわ」

なんて、全く私の話を聞いてくれない。
その次には、すっかり勃ってしまった先端を遊ばれる。

『あ、んん〜、、はっ』

「えへっ、ふふっ」

笑いながら舐めるから、細かい振動が伝わって、妙に感じてしまう。

『ね、ちょっと、っ!』

止めても効かないから、腰がゾクゾクとしてくる。

「腰、びくびくしてる。やっばぁ、いかないでよ?まだ、」

いきそうになったとき、胸の愛撫をとめられる。
謙杜の手はパンツにのびる。

「うっわ、めっちゃ濡れてる。なんで?」

「あ、もしかして」

「声、隠さなくていいから?」

なんて、耳元で囁かれるだけで、身体がびくっとする。

『もっ、やっ、、、』

ベットのシーツを引っ張って横をむく。

「あぁ〜、ごめんっ!、だから、させて?」

『ねっ、はやくっ、』

さっきからの言葉責めで、もう謙杜が欲しくてしょうがない。

「ね、煽らんといて? 我慢できなくなるで?」

『いいのっ』

すっかり理性を失った私は、必死に謙杜を求めた。





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