第130話

【福本大晴】甘える日、のはずR
13,492
2020/10/01 13:51





『たぁーいせっ!』



「なんや、やけにテンション高いな。笑」



『今日は大晴に甘える日』



「おぉ、それめっちゃ俺得な日やん」



大晴の腕に抱きつくと一瞬体を離されて、正面向きに抱き締め直してくれる。



『大晴は甘えんぼな私、好き?』



「んー、好きやでー?」



軽く適当にあしらわれたかと思えば。

するっと背中に手が侵入してきてプチンとホックが外れ胸の締め付けがなくなった。



『ちょ、なにしてっ…』



「甘えんぼあなたちゃんも好きやけど、欲しがりあなたちゃんの方が好きやねんなぁ〜?」



ニヤッと口角を上げる大晴は確信犯。
私が何も言わない間にも、彼は私を押し倒してスカートを捲りあげ、ショーツをずらしていた。



「ほぉら、あなたのここなんもせんと濡れてるで?」



自分の股の間から顔を覗かせてそう言われると恥ずかしくてしょうがない。
すると、大晴はそこに顔を近づけ舐めてきた。



『…ぁっ、やだぁっ、、!』



「んちゅぱ、…ふは、すご…。あなたのここ、めっちゃ溢れてくる」



『ふぁっ、、ぁあ…たいせ、』



舌を器用に使い、浅く中に入れてきたりちゅぱと吸われたり。
与えられる快感に身を預けた、……ら、急に辞められてしまった。



『…なんで、?』



「ん?さっき言ったやん。俺は欲しがりあなたちゃんが見たいんやって。やから、はい!」



『…はい、?』



「あなたがなんも言わんかったらこれで終わりやで?ええの?」



自分だって辞められないくせに。
でも私もこの火照らされた身体を放っておくことは出来ない。



『…大晴、おねがい……たいせの、ちょーだぃ?』



僅かに残る理性が、恥ずかしさを感じさせ涙が溢れてきた。



「あぁ、そんな泣かんでええて!ほら、あげるからな?な?」



流石の大晴も泣くのは想定外だったらしい。
少し慌てた様子の大晴は、とっても優しく挿ってきた。



『はぁ…きもちぃ、』



「あなたさ、欲しがったんやからちょっと付き合ってもらってもええよな?」



『え、なに、…っひゃあっ!』



いつもよりも早く深くまで打ち付けてくる。
先程寸止めされた私には強すぎる刺激で。



『あぅ、、ゃ、イ…イっちゃぁ、!』



「ふ、もぅイったん?」



『はや、いよっ…あぁ、ねえっ!』



「そんな言って、こんくらい激しいの、好きなくせに…っふ、、」



『あっ、ダメダメ、イ…「ちょっとまって、」



いきなり腰の律動を止めた大晴。



「一緒にイきたいから、もうちょい我慢して」



そう口付けしながら言うと再開した律動。
言われた通り必死にイかないように我慢する。



「く、ぁ…締めすぎやって、、」



『ぅぅ、、まだ、?たいせい』



「ん、もうイくで、、」



『ふぁ、、んっ、たいせ、、っあぁっぅ〜…!』



「ん、、イっ、、、くぅ…」























「…あなた?」



『…』



「飛ばしちゃったかぁ…。」



『……たぃせぇ…』



「ん?なに、?」



『…zzz』



「なんや、寝言か。笑」










翌日、大晴くんは意識を戻したあなたちゃんにこっぴどく怒られ、服を買ってあげることになりました。














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