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第14話

【大西流星】憂鬱な日




今日は流星とデート。

昨日の夜から うきうき気分で洋服とか決めた、んだけど。

『…いた、いっ〜』

まさかの女の子の日に直撃。
いつもより早いからか、腹痛に加えて頭痛もする。

ベット横に置いておいたスマホが震える。
手に取ると、
" 今から迎えに行くね! "
という流星からのメール。
…可愛い絵文字付き。

とりあえず、そこら辺にある服を取って着替える。
昨日用意したものではなく、スウェットにショーパンというラフな格好だけど。


ピンポーンと、鳴る。
お腹に手を当てながら玄関へと向かう。
ドアを開けると、

「あなた!…って、大丈夫!?」

すぐに体調が悪いことに気づいてくれる流星。

『へーき、へーき』

「無理しぃひんでええから、おうち、入ろ?」

『…ありがと』

リビングに連れて行ってくれて、
私をソファに座らせると、その前にしゃがんで話しかけてくる。

「なぁあなた? なんで無理して行こうとしてたん?」

『ちがう、、来たとき、断ろうと思って、、』

「ぼく、あなたに無理させたないねん。」

『そんなに分かる?』

「顔色悪いもん。」

「熱あるん?」

『熱じゃない。……ちょうど、なっちゃったから…』

「…おなか、痛いん?」

『ん。』

優しくお腹をさすってくれる。

「薬、ある?」

あるけど…薬、嫌い。

『…、、』

「薬飲まな、治らんで、?」

黙ってれば飲まなくてすむって、思ったのに。

「どこにあるん?」

私の顔を覗き込んで聞いてくるから…

『…スクバのポーチの中。』

「ここ、? あ、あった。」

スクバを手に取ると、すぐに見つけられる。

「お水、取ってくるな?」


「ほら、飲み?」

流星の手には一錠の錠剤とコップの水。

『やぁだ、』

苦いもん。

「はぁ…、、じゃあ、口開けて」

訳も分からず、とりあえず口を開ける。
私の体を押し倒して覆い被さる。
するとおもむろに口に水を含む流星。
そのまま顔を近づけてきて唇がくっつくまえにひょいっと私の舌に薬をのせてから、ちゅーっと水が流れてくる。

『んぅっ…っ!』

「っ、ぱぁ…」

「ん、飲めた?」

『〜〜っ、その、飲ませかた、やっ!』

「ごめんな、? でも、薬飲まんと治らん。」

「ほら、おいで」

くるっと、体を上げて手を広げる流星。
その中に入るとぎゅっと包み込まれる。

『…あったかい』

「おなか、あっためや?」

流星の腕の中は、あったかくて気持ちくて。
背中をさすられて、薬の副作用もあって、うとうとしてくる。

「ん、寝てもええで?」

『ありがと…、、』

瞼やおでこに優しく唇を落としてくれる。

「大丈夫、やで」

そっと唇が触れ合った。
その心地良さから、すぅっと目を閉じた。