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第72話

【大西風雅】俺のやから・後編





「…あなた」


『うわぁっ!風雅、いつからいたの?』


「なにしてんの?」


『え?』


西村「あなたちゃんに勉強教えてもろてただけやけど」


「ふーん」


西村「風雅、怒ってる?」


「怒ってへん」


西村「怒っとるやん


『西村くん、聞こえてる…』


「拓哉、先帰って」


『なんでよ』


西村「ええからええから。じゃ、」


私に手を合わせてごめん、って軽く言いながら
ちょこちょこと帰っていく西村くん。


『ったく…風雅?』


「…」


『勝手に西村くん帰しちゃうし…』


「拓哉とかのほうがええん?」


『え?』


「拓哉みたいに、なんつーか…優しいやつのほうがええん?」


『…嫉妬?笑』


「…ちゃうし。」


あからさますぎ。顔真っ赤にしてるくせに。


『西村くんとはなんにもないよ?』


「顔、近かった。」


『ごめん、』


「俺のやから…どこにもいかんといて」


割れ物に触れるくらいに優しく抱きしめられて、震えるような声で言われる。
風雅、やっぱり心配だったんだな。


『…ん。どこもいかないよ。』


「あなた。…好き。」


『っ…うん、ふうがのこと、すき』




誰もいない教室。
開いた窓から吹いた風がカーテンを大きくなびかせ、私たちを包んだとき、唇を重ねた。






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リクエストありがとう😊💕