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第67話

【永瀬廉】吸血鬼





『れんー』


「なんやー」


幼馴染兼彼氏の廉と過ごす日々は幸せ。
こんなふうに、私の生活はごく普通…ではない。
なぜなら…




彼は、 " 吸血鬼 " だから。




彼は毎日私の血を吸いにくる。
小さい頃から廉には血をあげていて、もう慣れたものだ。


「なぁ、あなた」


『んー?』


「血、ちょーだい」


『…うん』


私の横に座ってくる廉。
血をあげるために私はブラウスのボタンを2個外す。


「全部脱いでもええねんで?」


『バカ、変態』


「ごーめん。」


「じゃあ、いくな」


『ん。』


首すじに噛みついてくる。慣れたとはいえやっぱり痛い。


「はぁ、んぐ、…うま」


『…そろそろ、』


「ん、とめる」


廉の口が離れると自然に私のでてくる血も止まる。
不思議だな。


「ん、今日の血うまかった。なに食べたん?」


『え?、今日は、…たこ焼き食べた。』


「まじ?たこ焼きの味はせんかったけどな…」


目をまん丸にさせながら口の横についた血を舐めとる仕草は、なんか…色っぽい。


「ちゅーしよ」


『は?、っ』


いきなりキスをしてくる。
顔が離れると、くしゃっとした笑みをこちらに向けてくる。
口元から覗く犬歯らへんの歯は鋭く尖っていて。


『…吸血鬼め。』


「なんや、突然。」


『血にしか目がない吸血鬼め。』


「俺は、 あなた に、目がない吸血鬼や。笑」


『っ…』


「照れた〜笑」


『うっさい』


「ごめんごめん。笑 でも、もうあなたの血しか飲めへんもん。」


『結局血じゃん!』


「そーやけど。何年もあなたのしか飲んでへんからあなたのじゃないとダメな体になってもうた。」


『…そう、なの?』


「うれしい?」


『別に…』


「素直になれって。もっかい血、吸うで?」


『やだ!』


「じゃあ…?」


『はいはい、嬉しい嬉しい』


「えっらいテキトーやな!」






明るい吸血鬼さんと私の日常はこんな感じ。