「今日な、お母さんおらんねん。」
『ん?』
謙杜のお家にお邪魔中に、そう言われる。
「仕事で遅くなるって。…やから、」
何がなんなのか分からなかったけど、ベッドに押し倒されてやっと理解する。
「…えーやろ?」
『…うん、』
返事をすれば唇を合わせてきて。
一旦離してもう一度くっつけば激しいのをしてきて、
苦しくて謙杜の袖をぎゅっと掴む。
「はぁ…かわい、」
『っ、謙杜…』
「脱がすで、」
するすると私の服をとっていって、あっという間に下着姿。
『…っ、さむ』
「へーきやで、これから熱くなるねんから。」
『っ…ぁんっ!』
急に胸の先端を摘んできて、嫌でも声が漏れて。
謙杜はそのまま胸を弄り続けて、
恥ずかしくて必死に声を抑える。
『っ…んん、』
「声抑えんで、親おらんのやし。」
『っぁ、、』
「んふふ、えぇ感じやん」
右手で胸を弄りながら、左手は下に降りてきて。
「ここも、もーえぇ感じになってるんちゃう?」
『っあぁっ!』
既にとろとろになっている秘部は謙杜の指を飲み込んでいって。
いろんなところを擦られたりつつかれたりされると、快感の波はやってきて。
『っけんと、、イっちゃ、そ…』
「ナカ、びくびくしてるで?」
『っ〜〜…イくっ』
呆気なくイってしまった私。
その間に謙杜は準備をしていたようで。
「ん、へーき?」
『…うん、』
「じゃあ、、んっ」
私を起き上がらせると謙杜の上に座るように誘導されて。
座ると、指よりも深いところまで入ってきて、気持ちよくて。
『んんっ〜〜…きもち、』
「ふぅ、おれもきもちい。」
『…だいすき』
「好き、。笑笑」
ぎゅっと謙杜に抱きつけば、下からゆっくりと突き上げてきて。
『っうぅ、、はぁ』
「めっちゃ締める、やん」
謙杜との愛を確かめ合えてる幸せな時間、なのに。
ガチャ、
謙杜母)ただいまー!
「っお母さん…!?」
謙杜母)謙杜ーあなたちゃん来てるのー?
っ謙杜のお母さんが、帰ってきた。
タンタンと、階段を上がってくる音。
どうすればいいのか分からなくて謙杜のほうをちらっと見れば。
「…あなた、声絶対出したあかんで?」
ニヤッと笑った謙杜。
「あなた来てるでー!」
謙杜母)そうなの?
「でもさ、今あなた寝てるから来ーへんで!」
『っ…ん』
っ、謙杜なにしてるの!!
ドア越しにお母さんと話しながら腰を動かしてくる謙杜。
バレないように、バレないように、と懸命に声を抑える。
『っっ、、』
謙杜母)…そう?起きたら言ってなー??
「はいはーい!」
謙杜のお母さんが戻っていった。
『ちょ、謙杜、なにして…』
「えーさっきのあなためっちゃ可愛かった。笑」
『っ大変だったんだから!』
「頑張って声抑えといて、最後までしよ。」
そう言うと私の腰をがっつり掴んで奥まで届くようにしてきて。
『っ、んんっ…ふ、』
「バレちゃうかも。」
耳元で囁かれてぎゅーっとナカを締めてしまって。
「っちょ、締めすぎ…」
『ね、謙杜…イき、そだから…』
「ん、イってええよ。」
『あ、っ…っんん、!』
「っやべ、っく、」
声は抑えた分、腰がびくんっと浮いて果てた。
『…はぁ、はぁ……』
「めっちゃあなた可愛かった。」
『、、お母さんにバレてないかな…』
「へーきやろ?笑」
『謙杜はマヌケすぎるの!』
それでも、
ヘラヘラとしているけどキラキラのその笑顔は、
まぎれもなく、私の大好きな謙杜だった。
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
しんさくです
にしたくちゃんめいんです✨
見てね〜
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。