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第61話

【大橋和也】安心して・後編




なん、で…



[っ大橋くん!]


「なんや、お前。」


[私はただ、大橋くんが好きで]


「俺の彼女、いじめてる奴なんか好きになるわけないやん」


[わたしは!]


「消えてくれる?」


こんなに怖い大橋くん、はじめて見た。
それに圧巻されたのかあの子は走って逃げていった。


『どう、して?』


「ごめん、ごめんな。気付いてあげられんくて」


『ううん、大橋くんは悪くないの…』


「俺が悪いから。あなたちゃん、怪我とかない?」


『…べつに、』


「あるやろ?痣できとるやん。」


『痛くないもん…』


「…抱きしめてもいい?」


『っ…いい、よ』


ふわっと優しく抱きしめられる。
その優しさに包まれて、涙が溢れる。


『っ…ふ、ぐず、』


「ん、泣き泣き。」


『おおはし、くん…っ』


「どした?」


『っごめん、なさい。迷惑、かけて、っ』


「俺はへーきやで。でも、頼ってぇや。」


『っえ?』


「おれ、そーゆーの全然気づけんから、言ってくれな分からんのよ。やから、あなたちゃんからちゃんと言って?」


そんな優しい声掛けに、やっぱり私は大橋くんが好き、って再確認。


『っ、うん。』


「もう、安心してな。俺がいるから。」