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第15話

【永瀬廉】発熱・前編




楽屋で撮影の休憩中、あなたから電話がかかってきた。

「もしもし、?」

『あ…れん、?』

「どしたん?」

声だけで分かる。
あきらかにいつもと違う。

『っ、あっつい…』

「熱あるん?!」

『わかんない…』

「ちょ、できるだけ早くあなたん家行くから、待っとって、?」

『分かった、……』


撮影なんか巻いてまいて、すぐに終わした。
あなたが心配で心配でたまらん。
マネージャーに近くまで送ってもらって、あなたの家の近くのコンビニ寄って、ゼリーとか水とか必要なもの買って、走ってあなたのもとへ走る。

チャイムなんか押さず、合鍵で家に入る。

「あなたっ、大丈夫っ?」

寝室に入ると、ぐったりと横になっているあなたがいた。

『…ん、、、れん、?』

「せやで? 熱は?」

『測ってない。』

「どににあんの?」

『そこの棚の2段目。』

「はい、。」

体温計を渡すと、重そうに体を起こす。
ピピピッと音がなると、あなたの脇からさっと体温計をとる。

「うっわ、39度。インフルちゃう?」

『んぅ…』

そっとあなたのおでこに手を当てると、ありえんくらい熱かった。

「あなたは寝とき? お粥作ってくる。」

『や…。行かないで…?』

目をうるっとさせて、弱々しく手をとるのが可愛すぎる。
なんて、病人に言えないけど。

「分かった。じゃあ、ゼリー食べる?」

急いできたから、レジ袋ごとあなたの部屋に持ってきている。
スプーンも貰ってきたからここで食べられる。

『食べたい。』

「ほら、食べ?」

『やだ、食べさせて?』

「もぉ、しゃーないな」

熱があるとあなたは甘えたさんになるんや…
そんな発見は置いといて。
ゼリーを掬ったスプーンをあなたの口に持っていくと、ぱくって食べてくれる。

「ん、おいし?」

『おいしぃ…』