放課後(早いとか気にしないで☆)
A組の人だけでも分析をしようと、1人机に向かっていた。
私は無効化とコピーの個性があるけれど、コピーして戦うか無効化にして戦うか、その個性によっても変わると思う。
例えば飯田くんのように足が早い個性なら、無効化にする。
基本私は風を操るけど足が早いとその風から逃げられてしまうから。
と、このように誰かと1on1になった時にどちらを優先するかを考えている。
攻撃系の人はコピーして風を利用すればいいのかもしれないけど防御とか逃げるとかの個性は無効化にしないと不利になる
あまり公にこのコピーと、無効化を出したくないけどピンチになった時の対策だ。
…体育祭のために、
頑張らなきゃ…
爆豪くん、?私になんの用が…?
少し遠いところに行く。
風を起こして聞いてみる
爆豪くんが爆破をした。
す、凄い爆風…
思わず尻もちをつく
こうやって静かに物語る爆豪くんってすごい珍しいと思う。
なんなら私とか緑谷くんの前以外そんなに見せてないんじゃない…?
緑谷くんに対してそんな思いがあること、初めて知った。
良いライバルだな…
私も、そんな人が欲しい…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。