第37話

34話
7,727
2021/08/15 03:53
そろそろ時間もいい頃になった。



私は昨日のこともあってあまり遅くまで出歩くのが少し怖かった。



それを察したのり姉が声をかけてくれたので、帰宅することになった。



みんなには申し訳ないけど、早く帰っても損はないから、みんなで途中まで帰ることにした。



そして分かれ道のところ。





上鳴電気
じゃあなー!爆豪楽しめよ〜w
爆豪勝己
うるせぇわ!!
私はのり姉と爆豪くんと帰ります。










帰り道の路地裏に近くなったとき、昨日のことを思い出して怖くなった。
(なまえ)
あなた
っ……
のり姉
あなた大丈夫?
(なまえ)
あなた
うん、
爆豪勝己
…すんません、送ってくんでこいつかりていいですか
のり姉
あら、どーぞ!
爆豪勝己
来い。グイッ
(なまえ)
あなた
え、え!?
のり姉
じゃあ先行ってるね〜







爆豪くんに連れられるがままついたところはある一つの家。
(なまえ)
あなた
こ、ここは?
爆豪勝己
俺の家だ
(なまえ)
あなた
爆豪くんの、?
爆豪勝己
安野とかってやつ、この辺に住んでんだろ。何あるかわかんねぇ。困ったら俺の家来い。…母さんにこの前帰り遅くて理由聞かれてお前のこと話したんだよ
(なまえ)
あなた
…は、話したんだね…
爆豪勝己
母さんは何かあったら言ってっていってたからお前が困ったら俺の家に来て母さんのとこか、俺のとこにいろ
(なまえ)
あなた
あ、ありがとう、わざわざ…
爆豪勝己
いーんだよ。…なぁ、ドンッ
(なまえ)
あなた
!?
私はなぜか





壁ドンされました。
(なまえ)
あなた
な、何、?
爆豪勝己
…お前、俺とか轟とかのこと、どう思ってんだよ
(なまえ)
あなた
…え、ぁ…その、
爆豪勝己
…っ、わり、怖がらせた、帰んぞ、送ってく
(なまえ)
あなた
………うん










何がしたかったの、?








家につくまで無言だった。







家についてもさよなら、としか話さなかった。









一瞬、爆豪くんが怖くて、戸惑ってしまった









だって何もわかんないんだもん…



なんだったの、?

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