第12話

10話
13,695
2021/08/06 09:44
次の日の朝も、二人と合流した。
緑谷出久
おはよう、あなたちゃん。
(なまえ)
あなた
おはよう…ネムイ(´・ωゞ)…
轟焦凍
涼風寝不足か?
(なまえ)
あなた
うーん…もともと…あまり寝れなくて…今日は特に寝れなくて…5時間くらいしか…
ふわぁ…とあくびが出た。
結構素だよね…恥ずかしい…
(なまえ)
あなた
あ…轟くん…何か欲しいものある…?昨日のお礼したくて…
轟焦凍
え…いいのか?
(なまえ)
あなた
うん、!
轟焦凍
じゃあ、蕎麦が食いてえ
緑谷出久
相変わらずだね…w
(なまえ)
あなた
蕎麦、好きなんだね。わかった、今度おごるね、!
そんな会話をしてるとあっという間に学校につく。
家から近いからね…

教室のドアを開けて席についた。
八百万百
おはよう御座います、あなたさん!
芦戸三奈
あなたちゃんおはよー!
(なまえ)
あなた
お、おはよう、
挨拶していても気になることがある。

先程から爆豪くんが何やら緑谷くんに文句を言ってて…
緑谷出久
かっちゃん!?な、なんでそーなるの、?
爆豪勝己
あ!?てめぇら3人毎日一緒じゃねーか!
緑谷出久
それは道が同じだから…!
爆豪勝己
…俺も入れろや
緑谷出久
え?
(なまえ)
あなた
…え
多分登下校の話だと思う。
え、爆豪くんも…?嫌ではないけど…
てゆーか話進んでる…
緑谷出久
かっちゃん…もしかして、あなたちゃんがゴニョゴニョ…
(なまえ)
あなた
私のこと、呼んだ、?
緑谷出久
えっ!?あ、なんでもないよ、!
爆豪勝己
てめぇさっきから盗み聞きしてただろ!
(なまえ)
あなた
え、いや、そんなことは、
爆豪勝己
余計なこと聞きやがって…(ボソッ)
(なまえ)
あなた
な、何か、いった?
爆豪勝己
言ってねーよ黙れ!!
(なまえ)
あなた
……
今になって気づく。
この子はただ素直になれないだけだと。
不器用なだけでホントは優しいんだと。

警戒してた自分が馬鹿みたい…

何だ、ちゃんといい子なんだ…
(なまえ)
あなた
…盗み聞きして、ごめんなさい…一緒に、登下校したいんでしょう、?いいよ、!
爆豪勝己
やっぱしてたんじゃねーか!!恥ずかしいこと聞くんじゃねー!
緑谷出久
まぁまぁ…あなたちゃんがこう言ってるし、これからは4人で登下校だね!
(なまえ)
あなた
そ、そうだね、
言われてから轟くんのことに気づく。
一応聞いておこう…隣の席だから聞いてたと思うけど…
(なまえ)
あなた
と、轟くん、これからは爆豪くんも入れて登下校したいらしいの、いい、?
轟焦凍
あぁ。いいぞ。
少し彼が複雑そうな顔をしていたのを見過ごさなかったのは秘密にしておこう…
轟焦凍
(爆豪も入ると厄介だな…取り合いになるのか)

プリ小説オーディオドラマ