第19話

3年目の記念日の巻
1,223
2019/08/15 07:51
今日はなんと2人が付き合って3年目の記念日!


でも彼女ちゃんどうしても抜けられない仕事の
せいで帰るのが遅くなってしまったよう。






「はぁ.....(電車遅いな...)」
「(せっかくの記念日なのに...ジニョン怒ってる
よね...それかもう寝ちゃったかな、?)」






時間が経つごとに不安な気持ちが込み上げてくる。
そして一向に来ない電車。






「っ、ジニョン会いたい...っ」



ついには涙が浮かび、その場にしゃがみこむ
彼女ちゃん。すると_______










『こんなとこで泣くな。ばーか。』

「...っ、ジニョン...っ?」

『そんな泣いたらブスになんぞ。』

「っ...うぅ!!!」




思いっきり抱きつかれ、少しよろけるジニョン。
こん時ジニョン心ん中ドッキドキだかんね??




『あぁ...もうお前...っ、危ねぇって/』

「うぅ...会いたかった...っ」

『ん、頑張った.....お疲れ様。』




なんて言いながら頭ポンポンするジニョン。
待って、惚れるってぇぇぇ!





『...ったく、早く車乗れよ。』

「うん...っ!」




____





車は家じゃない方へ走っていく。
なにかサプライズでも用意しているのかな??




『...よし、着いた。』

「え...っ、ここ...海...っ?」





____




砂浜に座る2人。ん?何やらジニョン、
いつもと違いモゾモゾと何か言いたげ。



「綺麗だね.....」

『そうだな...(どうしよ...緊張してきた...)』

「...ジニョン?いつもと違うね笑」

『えっ、嘘だろ?えっ、いつもと違う?』

「あははっ、今日のジニョン面白い笑」

『なにが...っ?!』

「もう何?
言いたい事あるなら早く言ってよ笑」

『...っ/』

「?」

『いや、あのさ....../
(あぁ!ちゃんとしろぉぉ!俺!)』

「うん...」

『今から言うから、ちゃんと聞けよ?/』

「分かってるって、早く笑」




すると心に決めたようにスッと立ち上がる
ジニョン。





『あなた...っ/』

「...?」



そして彼女ちゃんの前にひざまづく。






『俺と...’’ 結婚 ’’して下さい/』

「へ...っ」




彼女ちゃんに向けられた小さな箱には
キラキラと輝く指輪が。
さて、彼女ちゃんの答えは??






「...っ、断る訳ないでしょ...っ/」

『...よっしゃぁぁぁ!!/』






ギュッと強く抱き締められる彼女ちゃん。
その目には涙が...






『あなた、愛してる...っ/』

「...っ、ここで恥ずかしいこと言うな、ばか/」

『俺のこと愛してないの?悲しい〜』

「う...っ、愛し...てるよ、じにょあ/」

『.../(その目、反則っ/)』

「何か言ってよ!恥ずかしい...っ/」

『ごめんって.....』






沈黙になった途端、お互いに顔を近づけ
求め合うようにキスする2人。







『...ん...っ、ちゅ...』

「...もっ、じにょ...ぁ、長い...っ/」

『...ん、なんで止めるの。』





おでこをコツンとつけるジニョン。
彼女ちゃん、こんなんもう顔真っ赤よ。





「だって...こんなとこで、誰か見てたら.../」

『じゃあ...見せびらかそう笑』

「この変態キス魔野郎.../」

『あぁ、こんな可愛い子がそんな言葉
使っちゃダメでしょ。』






『黙らせてあげよっか?笑』とか言いながら、
またキスしようとするジニョン。









「ジニョンのばかっ!/」


『痛てぇ.....あっ!なに帰ろうとしてんのっ!』





彼女ちゃんに1発入れられたジニョン。
あはっ、いい夫婦になりそう。




「『(幸せだ...../)』」

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