今日はなんと2人が付き合って3年目の記念日!
でも彼女ちゃんどうしても抜けられない仕事の
せいで帰るのが遅くなってしまったよう。
「はぁ.....(電車遅いな...)」
「(せっかくの記念日なのに...ジニョン怒ってる
よね...それかもう寝ちゃったかな、?)」
時間が経つごとに不安な気持ちが込み上げてくる。
そして一向に来ない電車。
「っ、ジニョン会いたい...っ」
ついには涙が浮かび、その場にしゃがみこむ
彼女ちゃん。すると_______
『こんなとこで泣くな。ばーか。』
「...っ、ジニョン...っ?」
『そんな泣いたらブスになんぞ。』
「っ...うぅ!!!」
思いっきり抱きつかれ、少しよろけるジニョン。
こん時ジニョン心ん中ドッキドキだかんね??
『あぁ...もうお前...っ、危ねぇって/』
「うぅ...会いたかった...っ」
『ん、頑張った.....お疲れ様。』
なんて言いながら頭ポンポンするジニョン。
待って、惚れるってぇぇぇ!
『...ったく、早く車乗れよ。』
「うん...っ!」
____
車は家じゃない方へ走っていく。
なにかサプライズでも用意しているのかな??
『...よし、着いた。』
「え...っ、ここ...海...っ?」
____
砂浜に座る2人。ん?何やらジニョン、
いつもと違いモゾモゾと何か言いたげ。
「綺麗だね.....」
『そうだな...(どうしよ...緊張してきた...)』
「...ジニョン?いつもと違うね笑」
『えっ、嘘だろ?えっ、いつもと違う?』
「あははっ、今日のジニョン面白い笑」
『なにが...っ?!』
「もう何?
言いたい事あるなら早く言ってよ笑」
『...っ/』
「?」
『いや、あのさ....../
(あぁ!ちゃんとしろぉぉ!俺!)』
「うん...」
『今から言うから、ちゃんと聞けよ?/』
「分かってるって、早く笑」
すると心に決めたようにスッと立ち上がる
ジニョン。
『あなた...っ/』
「...?」
そして彼女ちゃんの前にひざまづく。
『俺と...’’ 結婚 ’’して下さい/』
「へ...っ」
彼女ちゃんに向けられた小さな箱には
キラキラと輝く指輪が。
さて、彼女ちゃんの答えは??
「...っ、断る訳ないでしょ...っ/」
『...よっしゃぁぁぁ!!/』
ギュッと強く抱き締められる彼女ちゃん。
その目には涙が...
『あなた、愛してる...っ/』
「...っ、ここで恥ずかしいこと言うな、ばか/」
『俺のこと愛してないの?悲しい〜』
「う...っ、愛し...てるよ、じにょあ/」
『.../(その目、反則っ/)』
「何か言ってよ!恥ずかしい...っ/」
『ごめんって.....』
沈黙になった途端、お互いに顔を近づけ
求め合うようにキスする2人。
『...ん...っ、ちゅ...』
「...もっ、じにょ...ぁ、長い...っ/」
『...ん、なんで止めるの。』
おでこをコツンとつけるジニョン。
彼女ちゃん、こんなんもう顔真っ赤よ。
「だって...こんなとこで、誰か見てたら.../」
『じゃあ...見せびらかそう笑』
「この変態キス魔野郎.../」
『あぁ、こんな可愛い子がそんな言葉
使っちゃダメでしょ。』
『黙らせてあげよっか?笑』とか言いながら、
またキスしようとするジニョン。
「ジニョンのばかっ!/」
『痛てぇ.....あっ!なに帰ろうとしてんのっ!』
彼女ちゃんに1発入れられたジニョン。
あはっ、いい夫婦になりそう。
「『(幸せだ...../)』」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!