第12話

ジニョン空回りするの巻
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2019/10/14 00:20

『はぁ...』



ジニョンどうしたのでしょう?
彼女ちゃんの部屋の中で頭を抱えながらため息
をつきます。




「ふふっ、ジフン君〜‪‪❤︎‬...
って、ジニョン私の部屋でなにしてんの?」

『はぁ...』

「なにどうしちゃったの笑」

『久しぶりに入ってみたらなんだよこの部屋。』

「えっ?」

『ジフニヒョンのグッズだらけじゃねぇか。』

「あ、それ私の癒し‪‪❤︎‬」

『俺のスローガンは?』

「ん〜、毎日見てるからいっかなって。」

『...((ピキッ』

「お気に入りはね〜
この高校の卒業式のジフン君‪‪❤︎」

『それってラスコン時、あの前列で泣きながら
振り回したやつ?』

「いえす!」

『俺のを振り回せよ、俺のを。』

「でも!!今はちゃんとCIXも追ってるから〜」

『じゃあ、俺のスローガn...』

「あっ!ジフン君のペンミの時にお金
ぶっ飛んだんだった!」

『...CIXでは誰推しなの?
そりゃ...もうジフニヒョンいないし俺だy...』

「最近、ヒョンソク君来てるんだ〜‪‪❤︎‬
((1番の推しはジフン君だけどね!」

『もう病む。』





スタスタ歩いて、
ベッドで寝ながらうずくまるジニョン。






ガチャ


すると、腰に何やら細い腕が回される。



「ジニョン...ごめんね。
いつもジフン君ジフン君言って...」

『...』

「ジニョン好きだよ。」

『...』

「じにょあ〜」

『...』

「聞こえてますか〜?」

『...』

『あ、もしかして寝てる?』

『...』

「今日はおやすみのチューなしか...」

『...うるさい、寝れない。』

「起きてるじゃん。ねぇ、こっち向いて?
こっち向かないとチュー出来な...」



『ちゅ...っ』





いきなり振り向いてキスされたのには
彼女ちゃん驚いて目まんまる。





『お、おやすみ、っ/』


「...照れてる。ジニョン顔真っ赤。」

『は?照れてねぇし/』

「ううん、照れてる。」

『うるせ、黙れ/』

「ちょっとは素直になれ。」

『まじうるせぇ、もう寝る/』

「うん、寝よ。」








「ん、((手を広げる」



『...なに』


「ぎゅっ、して?」

『お前、上目遣いは卑怯だぞ。』

「てへぺろ‪‪❤︎‬」

『うわ。無理。』

「あ〜ぁ、また素直じゃないな〜」

『明日、朝早いんだよ。寝かせろ。』

「ごめん、おやすみ。」






ジニョンに背中を向けて、寝る彼女ちゃん。
怒った?!と思い、ジニョンはプチパニック。





『ぎゅ、っ』

「...」

『もう寝たの?え?嘘でしょ?』






ばりばり起きてるけど、朝まで寝たフリした
彼女ちゃん、あれ?意外とドS、?

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