無事、入籍して1ヶ月経ちました。
結婚式は行わず、引越しの準備みたいです。
「ふぅ...だいぶ片づいたぁぁぁ」
『じゃあ、そろそろ新しい俺達の家行くか〜』
____
ガチャ
入った途端、ベランダに走っていく彼女ちゃん。
「うわぁ...広い...見て!ジニョン!」
『すっげぇ...
ここだったら花火一緒に見れるな。』
「やったぁ!」
彼女ちゃんの嬉しそうな顔を見て思わず
フッと笑みが零れるジニョン。
『なぁ...』
「ん?どしたの?」
『...俺らのこれからの愛の巣、見に行く?笑』
「な...っ/」
『うわ、今なに想像したの〜?❤︎』
「行けばいいんでしょ!行けば!/」
『そう来なくっちゃ笑』
____
『あ、まだベッド来てないんだった。』
「うん。」
『...』
「今日どこで寝るの、?」
『ソファーでイチャイチャしながら寝...』
「やだ。」
『...』
\ピンポーン/
『お、誰か来た。』
____
【二人とも結婚、引越しおめでとう!!】
「ジフン君わざわざ来てくれてありがとう〜」
『ヒョン!ありがとうございます!』
作者の説明不足ですみません。
もうジフンとは仲直りしたみたいです。
【最近どう?相変わらずバカップル?笑】
「うん...もう前にも増して...すごいです。」
『お前が言うな。笑』
「はぁ?ジニョンでしょ!笑」
【非リアの前でやめろ...笑 】
「え?ジフン彼女いないの?!」
【うん、いないよ。失恋したし〜?笑】
「え?」
『お前のことだよ笑』
「うええ?!!あっ、私?/」
『お前ほんと鈍感すぎ。笑』
【まぁ、そういうとこが好きなんだけどね笑】
『...(ん?ヒョン?)』
「.../」
____
【いやぁ、色々話せて楽しかったよ笑】
『こちらこそ。また遊びに来てください笑』
「ばいば〜い!」
【またね〜】
____
「ねぇ!ジニョン!
ジフン君が私のこと好きだって〜❤︎」
『はいはい。』
「まぁ...私はジニョンの方が好きだけどね〜」
『.../』
「あっ!また照れてる〜笑」
『照れてねぇよ...』
「ジニョン、すーき。」
『急に...なに』
「大好き〜」
『...っ』
「あ、そうだ、思ってたんだけど...
もうバカップルじゃないね。バカ夫婦。笑」
『そーだな笑』
「あ、笑った。」
『え?』
「たまにジニョン悲しい顔する時あるから...
何かあったら私に言ってね。」
するとジニョンは少し俯いて
彼女ちゃんの首筋に顔を埋めた。
『俺...っ、お前と結婚できてほんとに
良かったよ...っ』
「ジニョン...?泣いてる...?」
『ぅ...っ』
「...今日はいっぱ〜い甘えていいよ。」
『...え?』
「ギューッって抱き締めてあげる。おいで?」
そう言って笑顔で手を広げる彼女ちゃん。
これにはジニョンまた涙止まらなくなって。
『俺と...いて...あなたは幸せ...?』
「うん、すっごーく幸せ。」
『俺も...っ』
と、抱きつくジニョン。
「ふふっ...そんな強くしたら...苦しい笑」
『もうちょっとこのままいても...いい?』
「うん...ジニョンが落ち着くまで待つよ。」
『...ありがとう。』
今日はしんみりしちゃったけど、
ジニョンと彼女ちゃんの愛の深さが分かりました。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!