第20話

私たち、引越しますの巻
1,159
2019/08/17 08:35

無事、入籍して1ヶ月経ちました。
結婚式は行わず、引越しの準備みたいです。







「ふぅ...だいぶ片づいたぁぁぁ」

『じゃあ、そろそろ新しい俺達の家行くか〜』





____





ガチャ



入った途端、ベランダに走っていく彼女ちゃん。




「うわぁ...広い...見て!ジニョン!」

『すっげぇ...
ここだったら花火一緒に見れるな。』

「やったぁ!」





彼女ちゃんの嬉しそうな顔を見て思わず
フッと笑みが零れるジニョン。



『なぁ...』

「ん?どしたの?」

『...俺らのこれからの愛の巣、見に行く?笑』

「な...っ/」

『うわ、今なに想像したの〜?❤︎』

「行けばいいんでしょ!行けば!/」

『そう来なくっちゃ笑』





____






『あ、まだベッド来てないんだった。』

「うん。」

『...』

「今日どこで寝るの、?」

『ソファーでイチャイチャしながら寝...』

「やだ。」

『...』






\ピンポーン/


『お、誰か来た。』





____







【二人とも結婚、引越しおめでとう!!】

「ジフン君わざわざ来てくれてありがとう〜」

『ヒョン!ありがとうございます!』






作者の説明不足ですみません。
もうジフンとは仲直りしたみたいです。




【最近どう?相変わらずバカップル?笑】

「うん...もう前にも増して...すごいです。」

『お前が言うな。笑』

「はぁ?ジニョンでしょ!笑」

【非リアの前でやめろ...笑 】

「え?ジフン彼女いないの?!」

【うん、いないよ。失恋したし〜?笑】

「え?」

『お前のことだよ笑』

「うええ?!!あっ、私?/」

『お前ほんと鈍感すぎ。笑』

【まぁ、そういうとこが好きなんだけどね笑】

『...(ん?ヒョン?)』

「.../」





____





【いやぁ、色々話せて楽しかったよ笑】

『こちらこそ。また遊びに来てください笑』

「ばいば〜い!」

【またね〜】




____



「ねぇ!ジニョン!
ジフン君が私のこと好きだって〜‪‪❤︎‬」

『はいはい。』

「まぁ...私はジニョンの方が好きだけどね〜」

『.../』

「あっ!また照れてる〜笑」

『照れてねぇよ...』

「ジニョン、すーき。」

『急に...なに』

「大好き〜」

『...っ』

「あ、そうだ、思ってたんだけど...
もうバカップルじゃないね。バカ夫婦。笑」

『そーだな笑』

「あ、笑った。」

『え?』

「たまにジニョン悲しい顔する時あるから...
何かあったら私に言ってね。」





するとジニョンは少し俯いて
彼女ちゃんの首筋に顔を埋めた。






『俺...っ、お前と結婚できてほんとに
良かったよ...っ』

「ジニョン...?泣いてる...?」

『ぅ...っ』

「...今日はいっぱ〜い甘えていいよ。」

『...え?』

「ギューッって抱き締めてあげる。おいで?」





そう言って笑顔で手を広げる彼女ちゃん。
これにはジニョンまた涙止まらなくなって。






『俺と...いて...あなたは幸せ...?』

「うん、すっごーく幸せ。」

『俺も...っ』





と、抱きつくジニョン。






「ふふっ...そんな強くしたら...苦しい笑」


『もうちょっとこのままいても...いい?』

「うん...ジニョンが落ち着くまで待つよ。」

『...ありがとう。』








今日はしんみりしちゃったけど、
ジニョンと彼女ちゃんの愛の深さが分かりました。

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