今日は1人でお買い物に出かけた彼女ちゃん。
さて、今日はどんな展開になるのかな?
「(夜ご飯の材料も買ったし...あ、ジニョン
今日帰り遅いんだった。ゆっくり帰るか...)」
なんて考えながら家路に向かおうとしていた
その時、
ドンッ((肩がぶつかる
「いたた...すみません。」
’’ あ、いや...こちらこそすみません。’’
’’ お怪我はありませんか?’’
黒マスクに深く帽子を被っていたが、
その声の主はやっと彼女ちゃんと目が合った。
’’ ...え?!
「ん?んんんんっ?!」
「はっ!もしかして...じふn...?!/」
【しーっ!バレちゃうでしょ?】
「ごめんなしゃい...」
【ジニョンは?一緒じゃないの?】
「今日は私1人です。」
【そっか...ちょっと寄り道しない?】
____
ジフン君に連れられたどり着いたところは...
隠れ家風のアンティーク調の
おしゃれなカフェだった。
【あなた、コーヒー飲める?】
テキパキと慣れているように注文し、
待っている間なぜか彼女ちゃんを見つめるジフン。
「...私の顔になんかついてる?/」
【ん?いや、可愛いなって。】
あれれ?ジフン君、まだ彼女ちゃんのこと
諦めてなかったようです。
さすが、ジフンに落とせない女などいない。
でも、彼女ちゃんは違います。
「こら!またそうやって女の子をダメに
していくんでしょ!」
【俺はほんとに今思ったことを言っただけ
だけど?】
「...っっ?!/」
これには彼女ちゃんも完敗です。
____
「ジフン君、今日はコーヒーも奢ってもらって
ありがとう!」
【ううん、また会えたらいいね。】
「また〜!/」
【じゃあ、また今度〜笑】
「あ、ジフン君...」
【?】
「ジフン君って今は1人暮しなんだよね?」
【うん、そーだけど?】
「もし良かったら、家にご飯食べにおいでよ!」
【え?】
「だって...1人だと寂しいでしょ?」
【でも、ジニョンが嫌がるんじゃない?】
「ジニョンもこの前言ってたの、
ジフニヒョン1人で寂しいかな〜?って...」
【なら、お言葉に甘えちゃおっかな。】
____
そして11時をまわった頃...
ガチャ
『ただいまぁ〜』
((シーン
『(あれ?
いつもなら走って迎えに来てくれるのに...)』
『あなた〜?いないの?』
すると...
リビングの明かりがついていることに気がつきます。
「...っ、やだ...ぁ、っ/」
『(あなたの声?...誰かといるの?)』
少しずつドアを開けると...
彼女ちゃんに跨るジフニヒョンと、
恐らく強引にキスされ涙を浮かべているあなた。
「ぁ...」
【...】
『なにしてんの?』
次回、波乱の展開始まります。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。