翌朝、彼女ちゃんのテンパりまであと5秒。
「...ん」
目が覚め、隣を見ると...上半身裸のジフンが。
「!?(は、裸?!ま、ま、まさか私、
ジフン君と昨日.....ヤっちゃった?!!)」
「じ、ジフン君...っ/!」
【...ん、おはよ。なに、あなた?どうかした?】
「き、昨日...もしかして...っ/?!」
【昨日...?もしかして...?】
「や、ヤってな、ないよね/??!!」
【やった、ってなにが?】
「だ、だから!その...せ、っくす/」
【...え?なんのこと?やってないよ。】
「へ...っ?ほんと?」
その安心した顔を見て、
意地悪したくなった小悪魔ジフンちゃん。
【あ、でも ヤっちゃってたかも笑】
「えぇっっ/?!」
【うん、ヤった笑】
「ジフン君のバカああああああぁーっ///!」
この日から彼女ちゃんはソファ、
ジフンはベッドに寝ることになりましたとさ。
____
そんな夢の様な推しとの日々はすぐに終わり、
今日はジニョンが帰ってくる日です。
\ピンポーン/
『ただいまぁ〜』
「ジニョン!!」
『ねぇ、ただいまのチューは?』
「おかえり......ちゅっ/」
【おい、玄関でイチャつくなよ。】
『ジフニヒョンすいません笑
1週間もあなたがお世話になりました!!』
「ありがとう!ジフン君!」
【またあなたに会いに来るね❤︎】
「やだ。ジフン君、変態だもん!」
『ん?(え、ジフニヒョンがあなた呼び?
タメで喋ってるし。......変態?)』
【じゃあ、俺 帰るわ。ばいば〜い】
「うん!ばいば〜い!」
ガチャッ
「ふふっ笑 じ〜にょん!!」
『...』
「え、...どうしたの?」
『お前...ほんとに何もされてない?』
「うん、電話でも言ったじゃん!」
『え、じゃあ...これなに。』
「へ...っ?」
あまりの低い声に怯える彼女ちゃん。
言われた所を見てみると、、
体に無数の濃いキスマークが。
『俺、あんな前に付けたのに
こんなくっきり残るわけねぇじゃん。』
「あっ...これ...っは」
『これ、ジフニヒョンにされたの?』
「わ、私...っ、...」
『答えて...嘘ばっか。』
すると手をいきなり取られ、
寝室のベッドに乱暴に押し倒される彼女ちゃん。
「きゃ...っ/!」
そしてシーツに沈みながら、
強引にキスをされ、息が出来なくなる。
「ん...っや、だ...はぁ、っ/」
『はぁ...ん...っ、このキスマ、ジフニヒョンが?』
「違うの、...っん/」
『じゃあなに、』
「薄くなっちゃったから...
自分でジニョンみたいに噛んで付けたの...っ/」
『は...マジかよ、、/』
「なにその反応、、恥ずかしい/」
『じゃあ、ジフニヒョンいるのにひとりエッチ
してたんだ?』
「ごめんね...っ、つい我慢出来なくてっ/」
『なんだそれ...可愛いすぎ/』
「だから早く...ジニョンの、が欲しい...っ/」
『っ/...もう、どうなっても知らね/』
またお熱ーい夜がやって来ますよ。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!