最近、事務所のレッスンルームを使うことが多くなった。

今日もそのつもり。

『失礼しまーす（ｶﾞﾁｬｯ』

直樹「え、どちら様！？！？！？」

『初めまして
廉の彼女の菊池あなたです（ﾍﾟｺｯ』

直樹「あ、永瀬くんから聞いてます！！」

『そうなんですか（ﾆｺｯ
藤井直樹くん……ですよね？』

直樹「そーだよ！
てか、あなたちゃん可愛いね♡♡♡」

『ありがとうございます！
隣で練習してもいいですか？』

直樹「どうぞどうぞ！！」

『南波 Waving Waving 南波 Waving Waving
みんなの笑顔が光る 魔法の季節夏休み♪♪（ﾎﾞｿｯ』

直樹「心も日焼けしようよ 裸足じゃ物足りないよ
Summer season 夏だから 裸になろう♪♪」

飛貴「浮所入りまーす……ってええええええ！？」

一世「金指入りま……え！？！？」

大昇「岩崎大昇で……んんん！？！？」

龍我「失礼します……ん？」

雄登「あ、あなた！！」

『ゆーとではないか！（』

飛貴「那須、どういうこと！？！？」

龍我「説明して！！」

雄登「あーえっと……（汗」

『初めまして、菊池あなたです（ﾆｺｯ』

直樹「あなたちゃんはね、廉くんの彼女なんだよ！」

「えええええええええええええ！？！？！？」

おお、いい反応でございますね。（

雄登「それと俺の幼馴染で、風磨くんの妹な」

『大学1年生です！
ここによく来てるんで、よろしくお願いします』

直樹「あなたちゃんすごいんだよ！！
歌もダンスも上手いし、ピアノも弾けるの！」

『ふふ、ありがとう！』

直樹「さっき『みなみなサマー』踊ってたし！」

『あ、ばれた？ 笑
藤井くんの後ろでこっそりやってたんだけど 笑笑』

一世「すごいですね✨✨」

雄登「さすがあなた」

大昇「キンプリの曲踊ってくれませんか？（ﾑﾁｬﾌﾞﾘ」

『よし、やってみようではないか（』

龍我「おおっ！」

飛貴「やってくれるんだ！！」

直樹「頑張れ！！！」