第15話

15話
324
2019/05/11 13:33
帰り道。
シルク
だほと、どうなの?
あなた

えっ?いや…普通?だよ

シルク
普通って…
だほのこと、本当に好きなの?彼氏なんだろ?
あなた

そ、そりゃ好きだよ!!
でも…
(シルクも同じくらい好きなんだけど…なんて言えないしなあ…)

シルク
でも?
あなた

し、シルクならさ、もし同時に2人好きになっちゃったらどうする?

シルク
えっ…?
どっちかを選ぶしか、ないかな。後悔しないように。
あなた

そっか…
(どっちかを選ばないと…いけない…のかな、、そんなの無理だよ……)

シルク
あ、あのさ!
あなた

なに?

シルク
今度…だほと3人でどっか遊びに行かね?
色々話したいこととか、あるし…
あなた

い、いいね!
明後日なら、ちょうどだほちゃん部活ないって言ってたよー

シルク
そうなんだ。
じゃ、明後日!
あなた

了解!
だほちゃんに伝えとくね。
シルク、ゆっくり休んでよ?

シルク
分かってるって笑
てかあなたもな?
気をつけて帰るんだぞー
あなた

うん!
バイバイ

シルク
おう(●︎´▽︎`●︎)
そう言い、シルクと別れた。







そして明後日。
あなた

ん〜っ、よく寝たあー…って、嘘っ!もう9時?!

すると、インターホンが鳴る。
あなた

はーい!

シルク
おーいあなたー?
ンダホ
おはよー
迎えに来たよーー
あなた

ごめん!寝坊した!!
ちょっと待っててーー!

2人
りょうかーい
急いで支度をし、玄関を出た。
あなた

ごめん、遅くなっちゃって( ̄▽ ̄;)

ンダホ
全然大丈夫だよー(あなた可愛いな/////)
シルク
おせえy…(って、私服可愛いなおい/////)
あなた

ん?二人ともどうかした?
(だほちゃんもシルクも、かっこいいなあ…写真におさめたいw)

シルク
いや、何も。
ンダホ
あ、てかどこ行く??
あなた

カラオケ行きたい!!

シルク
お、いいじゃん
ンダホ
じゃあカラオケ行こ!!
お店に着き、部屋に入った。
そして一通り楽しみ、そろそろ出なければいけない時間になった。
シルク
あのさ…俺、だほとあなたに謝らなくちゃいけないことがあるんだ。
ンダホ
シルクどうしたの、いきなり改まって笑笑
謝られるようなこと、俺されてないけど?笑
あなた

んね。
どしたの?

シルク
俺さ、あなたのこと好きになっちゃったんだ。
あなた

( >д<)、;'.・ ゲホゴホ
はあっ?!ちょ…/////

ンダホ
えっ?
シルク
本当にごめん。
でも、この気持ち隠してるのも辛くて…
ンダホ
いやっ、ちょっと…
あなた

わ、私もだほちゃんに謝らないといけないことが、ある…

ンダホ
え?
あなた

わ、私、だほちゃんもシルクも、2人とも好きになっちゃって…
どう、しよう…

ンダホ
…あなたが、好きな方に行けばいいよ
あなた

えっ?

ンダホ
薄々気付いてたんだよ…?
シルクがあなたを好きで、あなたがシルクのこと気になってるの。
あなた

そうだったんだ…

ンダホ
自分なりに考えてたんだ…
俺は、あなたのことが大好きだから、悔しいけどあなたがシルクと一緒にいて幸せならそれでいいかなって。
シルク
だほ…
あなた

だほちゃん…

ンダホ
あなた、正直に言ってもいいんだよ?
あなた

えと……

ンダホ
心の中では、シルクのことしか見てないんだよ、あなたは
あなた

そんなことっ…

ンダホ
もういいんだって。
別れよう?
あなた

え・・・

ンダホ
俺は、もう別れた方がいいと思う。
あなた

……………分かった

ンダホ
今までありがとう。
じゃあ…ね。
あなた

……

そう言い残し、だほちゃんは帰って行った。
シルク
おいあなた、本当にいいのかよ
あなた

…確かに私、シルクのことしか見てなかった。
そんなの、だほちゃんも見てて辛いと思うし…
本当に申し訳ないこと、しちゃったなあ…(´;ω;`)

シルク
ちょ、泣くなって。
なんか、俺もの言える立場じゃないけどさ…
俺のせいだよな…?
2人の関係が悪くなったのも、さ…
あなた

そんなこと、ないよ…
シルクに会えて、本当にすごく嬉しかった。
私が…中途半端なことしちゃったから……
このままじゃだほちゃん、友達でもいてくれなくなっちゃうよね(´;ω;`)

シルク
大丈夫だって。
だほとお前の間の友情、そんな薄っぺらいもんじゃ、ないだろ?
あなた

う、うん…

シルク
だから、もう泣くな。
あなた

わ、分かった…

あなた

ありがとう、シルク

シルク
い、いいよ全然////
シルク
あの…こんな時に本当に無神経だとは思うんだけど…

俺と付き合ってくれませんか…?
あなた

え…っと、、
ちょっとだけ…考えさせて

シルク
…分かった。
待ってる。
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次回もお楽しみに〜

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