帰り道。
だほと、どうなの?
えっ?いや…普通?だよ
普通って…
だほのこと、本当に好きなの?彼氏なんだろ?
そ、そりゃ好きだよ!!
でも…
(シルクも同じくらい好きなんだけど…なんて言えないしなあ…)
でも?
し、シルクならさ、もし同時に2人好きになっちゃったらどうする?
えっ…?
どっちかを選ぶしか、ないかな。後悔しないように。
そっか…
(どっちかを選ばないと…いけない…のかな、、そんなの無理だよ……)
あ、あのさ!
なに?
今度…だほと3人でどっか遊びに行かね?
色々話したいこととか、あるし…
い、いいね!
明後日なら、ちょうどだほちゃん部活ないって言ってたよー
そうなんだ。
じゃ、明後日!
了解!
だほちゃんに伝えとくね。
シルク、ゆっくり休んでよ?
分かってるって笑
てかあなたもな?
気をつけて帰るんだぞー
うん!
バイバイ
おう(●︎´▽︎`●︎)
そう言い、シルクと別れた。
そして明後日。
ん〜っ、よく寝たあー…って、嘘っ!もう9時?!
すると、インターホンが鳴る。
はーい!
おーいあなたー?
おはよー
迎えに来たよーー
ごめん!寝坊した!!
ちょっと待っててーー!
りょうかーい
急いで支度をし、玄関を出た。
ごめん、遅くなっちゃって( ̄▽ ̄;)
全然大丈夫だよー(あなた可愛いな/////)
おせえy…(って、私服可愛いなおい/////)
ん?二人ともどうかした?
(だほちゃんもシルクも、かっこいいなあ…写真におさめたいw)
いや、何も。
あ、てかどこ行く??
カラオケ行きたい!!
お、いいじゃん
じゃあカラオケ行こ!!
お店に着き、部屋に入った。
そして一通り楽しみ、そろそろ出なければいけない時間になった。
あのさ…俺、だほとあなたに謝らなくちゃいけないことがあるんだ。
シルクどうしたの、いきなり改まって笑笑
謝られるようなこと、俺されてないけど?笑
んね。
どしたの?
俺さ、あなたのこと好きになっちゃったんだ。
( >д<)、;'.・ ゲホゴホ
はあっ?!ちょ…/////
えっ?
本当にごめん。
でも、この気持ち隠してるのも辛くて…
いやっ、ちょっと…
わ、私もだほちゃんに謝らないといけないことが、ある…
え?
わ、私、だほちゃんもシルクも、2人とも好きになっちゃって…
どう、しよう…
…あなたが、好きな方に行けばいいよ
えっ?
薄々気付いてたんだよ…?
シルクがあなたを好きで、あなたがシルクのこと気になってるの。
そうだったんだ…
自分なりに考えてたんだ…
俺は、あなたのことが大好きだから、悔しいけどあなたがシルクと一緒にいて幸せならそれでいいかなって。
だほ…
だほちゃん…
あなた、正直に言ってもいいんだよ?
えと……
心の中では、シルクのことしか見てないんだよ、あなたは
そんなことっ…
もういいんだって。
別れよう?
え・・・
俺は、もう別れた方がいいと思う。
……………分かった
今までありがとう。
じゃあ…ね。
……
そう言い残し、だほちゃんは帰って行った。
おいあなた、本当にいいのかよ
…確かに私、シルクのことしか見てなかった。
そんなの、だほちゃんも見てて辛いと思うし…
本当に申し訳ないこと、しちゃったなあ…(´;ω;`)
ちょ、泣くなって。
なんか、俺もの言える立場じゃないけどさ…
俺のせいだよな…?
2人の関係が悪くなったのも、さ…
そんなこと、ないよ…
シルクに会えて、本当にすごく嬉しかった。
私が…中途半端なことしちゃったから……
このままじゃだほちゃん、友達でもいてくれなくなっちゃうよね(´;ω;`)
大丈夫だって。
だほとお前の間の友情、そんな薄っぺらいもんじゃ、ないだろ?
う、うん…
だから、もう泣くな。
わ、分かった…
ありがとう、シルク
い、いいよ全然////
あの…こんな時に本当に無神経だとは思うんだけど…
俺と付き合ってくれませんか…?
え…っと、、
ちょっとだけ…考えさせて
…分かった。
待ってる。
ーーーーーーーーー
次回もお楽しみに〜
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