第5話

つぼみの赤い薔薇
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2025/09/04 09:00 更新




















「……へんなの……いるッッ……
怯えながら、私のズボンの裾を強く掴んだ
……何も見えないが、恐ろしいものが目の前にいることが見なくてもわかるほど怯えていた

























「…………不安は取り除かなければ」
イギリス視点

あなたの下の名前を一人にさせるのは少し心配だが、何かあったら連絡もしてくるだろう
そう思い、私はソフィアと別れ、ある人物の家に向かった


















ひっそりと立っている住宅街の中に、メモを頼りに家を探した
イギリス
……ここら辺ですかね
少し歩き、それらしき建物を見つけ、足を急がせた
その理由はとても単純
あなたの下の名前を一人にしていることがとても心配だからだ
早めに用事を済ませて、早くあなたの下の名前と話したい
その一心が私を行動に動かした















〜〜〜〜……
〜〜〜〜
どうやら、居たみたいだ
庭で雪かきをしている
だから……………………あっ
どうも!
私の姿に気づいたらしく手を振りながら駆け寄ってくる
いやぁ…今日は雪が降り積もりますね〜
お陰で雪かきが大変ですよ
イギリス
……顔色が悪いですね、大丈夫ですか?
大丈夫ですよ!
これでも風には強い方なんd……
どこがだ
ウピゃぁっ?!
ぜ……「全桜」
……もー脅かさないでよ
全桜
はぁ……
先に家入っとけ
うぇ?
何故……ゆきかきまだおわってn……
全桜
お客様が来たんだ、準備もあるだろ?
あとは俺がしとくから……
全桜
それにな「ローア」……
お前は体が弱いんだから
ローア
耳にタコができるくらいに聞いたから言わないでよ……
わかったよ……先に入っとくからさ
ローア
すんませんね〜、口うるさい夫なので
全桜
後で覚えとけよ……
ローア
それじゃ、中にどうぞ
イギリス
はい、失礼させていただきます
彼女は癒月 ローア
幽霊についてなんかの知識があるので色々と聞いていた
基本的にはXでやり取りをしていて、現実で会うのは今日含め三回目になる
ローア
そこの机に腰掛けといてください、お茶出すので
イギリス
ありがとうございます
ローア
いえいえ〜
うちはそんなに名の知れてないのに国の化身様直々に来てくださってありがたいですよ

どうやら仕事の傍ら、こうやって霊に関する物作りなんかをしているようだ

家の奥にはどうやら和室があるみたいだ
ここから障子が見える
多分苗字的に旦那さんが日本人なのだろう
イギリス
(日本文化がところどころにありますね……)
そう考えているうちに目の前にカップが置かれた
ローア
緑茶、お飲みになります?
イギリス
緑茶ですか……珍しいですね
ローア
つい先日に主人の実家に帰省していたので〜
そう言いつつ、ローアさんは私の向かいの席に座り
何かを取り出した
ローア
最終確認お願いします
ローア
装飾品は作るのことが少ないので少し形が崩れているかも知れませんが…
そう言い、注文していた物をこちらに見せてきた
イギリス
綺麗ですね……
本当に頼んだ通りのものを作っている…
銀を基にした、緑の宝石が少しうめこまえている指輪だ
ローア
ありがたいです、緑が好きと聞いたのでそれに合わせてみたんですが……
イギリス
えぇ……
専門店にも引けを取らないかもですね
ローア
ありがとうございます
ローア
それでは……
改めて昨日の説明をさせていただきます
ローア
その指輪は遂になっていて
片方の指輪がつけている本人に異常などを感知すると少し指が閉まるようになっています
ローア
それと……
その金属は少し特殊ですので妖力を吸収、一般人と同じ妖力の量に調整するので
霊にはバレにくいかと、それとGPSの代わりにもなっているので
イギリス
えぇ、バッチリです
ありがとうございます
ローア
気に入っていただけて良かったです
ただいま!!
ただいま〜
ローア
あっ、おかえり
手洗ってうがいするんだよ〜
は〜い
イギリス
娘さんですか?
ローア
えぇ、兄妹で
お、お邪魔しま〜す
ほーら、お姉ちゃん早く!
ま、まって……
ローア
?お客人でも連れてきたの?
あ、うん!
は、はじめまして……
イギリス
………え?



















イギリス
なんであなたの下の名前が……ここに?

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