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2019/08/26

第16話

言葉に棘2 リクエスト

🐰

__________








テオくんの馬鹿!

いや確かに俺も悪いけど!仲良いからって油断してたけど!!

...でもあんな言い方ないじゃん!




勢いで家を出てきてしまって
行く宛もなく人気の少ない道を選んで歩き続けた。



じ「俺だって女の子と遊んで欲しくなかったのに!」


少し大きめな独り言を呟いて
切なくなる。

無理して「行ってきていいよ」なんて言って
理解のある恋人を演じてた。

それなのに
誰でもいいんだろ
なんて

....俺には

テオくんしか居ないのに。




大きくため息をついて
目に付いた公園のベンチに腰掛けると

目の前に人影が。




?「ひとり?」


じ「...へ?」




あんまり自然に愛想よく話しかけて来たもんだから、一瞬知り合いかと勘違いして つい顔をあげてしまう

深めに被った帽子で
にこにこと笑顔で 俺の目の前に立つ男


...んん?

やっぱり知らない人だ。


すぐ咄嗟に嘘を吐いた



じ「あー、友達待ってるんですよ」



少し笑ってそう返して
とりあえずその場を立ち去ろうと立ち上がって 男性に軽く会釈をして歩き出すと



じ「____!?」



すぐに強く腕を掴まれて

後ろに引っ張られた






?「ねえ、ちょっと相手してよ」






じ「ぇ、な、なに言っ__!!?」











掴まれた腕を引き寄せられて

腰を抱かれたまま

背中からベンチに押し倒された







?「君、そっちの人でしょ?
俺だいたい見たらわかっちゃうんだよねー」







にやりと俺の頬に手を当てて
気味の悪い手つきで撫でられる






全力で力を入れているはずの手足がびくともしなくて
突然一気に恐怖が押し寄せた



どうしよう

どうしよう

こわい



俺の足の間に男の膝が滑り込んできて

固くなったものを押し付けられて




きもちわるくて

こわくて

背中に嫌な寒気が走る





声が出ない

力じゃ勝てない




どうする



どうしよう、俺、どうなっちゃうんだ









俺の頬を撫でていた男の手が離れたと思ったら 強く腰を抱かれて


耳元に顔が寄せられた



?「ねえ、ここじゃなんだしさ、どっかホテル行こうよ」




悪寒と恐怖を感じながら思わず震えていた俺の口元に布が当てられて
抵抗も虚しく不思議な匂いと消毒液の匂いを吸い込んでしまえば
頭がふわふわしてきて 視界がぼんやりする



今起きていることすべてに追いつけなくて

こわくて

テオくん テオくん って
心で何度も名前を呼ぶと
瞳に溜まっていく涙。




?「いい顔するね、煽り上手?」




首元に男の唇が吸い付いてきて
溜まった涙がこぼれ落ちた







そのまま


遠のく意識の中で

必死でテオくんの名前を呼んだ。
























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