第47話

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2020/09/26 05:46




















渚優:頑張るぞー!




あなた:おー!
















9月下旬 体育祭

年に一度のこの行事では

みんな盛り上がりを見せていた
















あなた:でもあたし運動苦手だからなぁ……




渚優:そうだったね( 笑 )













そう。あたしは運動が大の苦手

だから正直この行事が億劫だった


















白布:あなた




あなた:!白布くん…!




白布:何でそんな顔してんの?




あなた:え?そんな顔って……?




白布:いつもより元気なさそうじゃね?









白布くんはそう言うと

心配そうにあたしの顔を覗き込んだ











あなた:あたし運動苦手だからさ〜…!




白布:あ,そういう事か




あなた:うん……だから体育祭は億劫なの




白布:んな事別に気にしなくていいだろ




あなた:え?




白布:運動得意な奴もいれは不得意な奴がいるのも当たり前な事だし,別に楽しめたらそれでいいんじゃね?




あなた:……!




白布:それに______





















『 あなたの分は俺がカバーしてやるよ 』






















あなた:え………?




白布:だから頑張ろう,な?




あなた:……!うん!白布くんありがとう!













" どういたしまして "

白布くんはそう微笑みながら頭を撫でてくれた

白布くんにそう言われて

あたしは少し気が楽になった











陸斗:なーに二人で話してんの?




あなた:あ,陸斗くん……!




白布:別に。あなたが運動苦手だって言うから




陸斗:え,そうなの?そう見えないけどね




あなた:実は大の苦手なんだよね……( 笑 )




陸斗:ま,いいじゃん!俺もいるし賢二郎もいる!




あなた:え?




陸斗:あなたちゃんの分は俺らに任せてよ!















陸斗くんは笑いながらそう言ってくれた
















白布:同じ事言うなし




陸斗:え,賢二郎も同じ事言ったの?




白布:そのまんま言ったんだけど




陸斗:まじかよ




あなた:ふふっ
















あたしが思わず笑うと

二人はあたしの方を向いた















あなた:ありがとう二人とも。あたしも頑張るね!
















あたしがそう言うと

二人は嬉しそうに微笑んでくれた。










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