第43話

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2020/09/24 21:28




















渚優:あなた行くよ!




あなた:うん……!











夏休みが明けて2学期が始まった

あれからまだ太一くんとは話していない

白布くんともあれから連絡は取っていなかった











渚優:……あなたに彼氏が出来ますよーに!




あなた:ちょ,いきなりどうしたの……?




渚優:何となく!ほら早く行こ!











渚優はあたしの手を掴んで教室に入った











陸斗:あ,あなたちゃん,安藤さんおはよー!




あなた:!おはよう陸斗くん……!




渚優:おはよー!




陸斗:久しぶり……って感じはしないね( 笑 )












陸斗くんとは夏休み中もほぼ毎日バイトで会っていたから

久しぶりという感じは全くなかった










陸斗:夏休み終わったね〜




あなた:ね!でもバイトしてたからあっという間だった!




陸斗:ほんと?誘ってよかったわ( 笑 )














陸斗くんはそう言って笑ってくれた

陸斗くんと話していると安心するな____











白布:はよ




陸斗:あ,賢二郎はよー!




あなた:おはよう……!









白布くんと会うのも話すのもあの日以来だったから

少し緊張してしまう










陸斗:賢二郎とあなたちゃんは久々って感じ?




あなた:え?




白布:いや,そうでもない。何なら一昨日会ってるし




陸斗:え?









白布くんは包み隠さずそう言った

陸斗くんは驚いた顔をして白布くんを見ていた











陸斗:会ってたの?




白布:まぁな




陸斗:何で?




白布:色々あんだよ









白布くんはそう言いながら

ぶっきらぼうに机に鞄を置いた











白布:あ,そういえばさ




あなた:へ……?













白布くんはあたしの方を向いた










白布:あれわざわざ洗濯してくれた?




あなた:う,うん!洗濯してアイロンしたよ…!




白布:やっぱり。あなたの匂いがすると思ったんだよな




あなた:え………?










白布くんは微笑みながらそう言った













陸斗:何?何を洗濯したの?




あなた:あ,えっとね……




白布:いいよ言わなくて




あなた:え……?











白布くんは腕を伸ばして

あたしの口の前にやった















陸斗:……何〜?二人の秘密?やらし〜




白布:うるせぇよ













陸斗くんは笑いながら白布くんにそう言っていた

















" 陸斗と仲良くしてんの何かやだ "


























あの言葉の意味は一体______?












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