第28話

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2020/09/21 00:00




















白布 side











川西:白布行くか




白布:おう











花火大会当日

俺達は寮を出た














陸斗:お,賢二郎ー!




白布:悪い,待ったか?




陸斗:俺も今来たし!









待ち合わせ場所は正門前

俺達が行くと陸斗はもう来ていた











陸斗:川西太一くんだよね?よろしく




川西:あ,おう。よろしくな




陸斗:太一って呼んでもいい?




川西:おう。俺も陸斗って呼ぶわ















陸斗は本当に社交性がある

だから男女共に友達も多い













川西:あなた達はまだなんだな




陸斗:まぁまだ5分前だしね















待ち合わせ5分前

あなた達はまだ来ていなかった













渚優:ごめんお待たせ〜!




川西:お,やっと来たか!










しばらくすると安藤の声がした

振り返ると浴衣に身を纏った安藤の姿

そして______















あなた:遅くなってごめんね……!











可愛らしい白地の浴衣に身を包んだ

あなたの姿があった










渚優:浴衣着るのに苦戦した!笑




川西:へぇ……めっちゃ似合ってんじゃん




渚優:ほんと?ありがとう!




陸斗:飯島さん




あなた:………?















突然陸斗があなたの名前を呼んだ












陸斗:浴衣似合ってるね




あなた:え………?




陸斗:すごく可愛いよ!




あなた:………!











陸斗は柔らかく微笑みながらあなたにそう言った

あなたは驚いた顔をしながら薄らと頬を染めていた













あなた:あ,ありがとう……!




陸斗:どういたしまして!




渚優:ねぇ私はー?




陸斗:安藤さんも似合ってるよ




渚優:何そのついで感!












陸斗はあくまで" あなたに "可愛いと言った

それを聞いた太一も流石に驚いているようだった











陸斗:それじゃ行こっか!




あなた:うん!そうだね!


















陸斗の掛け声で皆が歩き出す

自然とあなたと陸斗は隣に並んで歩いていた












渚優:あの二人ってあんなに仲良かったっけ……?




白布:………さぁ













安藤も驚いているようだった

太一ももちろん驚いていた

陸斗は本気であなたを狙い始めたんだ

そう思うと_____また胸がモヤモヤした。













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