第50話

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2020/09/27 00:43




















渚優:足どう?




あなた:全然平気!もう普通に歩けるよ!




渚優:よかった!













体育祭から数日後

念の為病院へ行ったが骨には異常無し

今は大分普通に歩けるようになっていた












渚優:いや〜でも惚れ直しちゃったでしょ?




あなた:え?




渚優:白布くん!あれはかっこよすぎ!













あの時白布くんが居てくれなかったら

あたしは未だにしょげていたかもしれない











あなた:……白布くんってすごいよね




渚優:え?




あなた:白布くんの言葉はあたしに力をくれる

















あたしが微笑みながらそう話していると

渚優も優しく微笑んでくれた
















あなた:あ……!ノート教室に忘れちゃった!




渚優:え!?そしたら教室1回戻ろっか




あなた:渚優は先行ってて!一人で平気!




渚優:そう?じゃあ先行ってるからね!














移動教室中,

あたしは教室にノートを忘れた事に気付いた

もしも遅れたら渚優に迷惑かけると思って

あたしは一人で教室へと戻った







































男子:てか白布って飯島さんと仲良いよな〜?




あなた:………?













あたしが教室に戻ると

中にはまだ数人の男子達

そしてその中には____白布くんもいた















白布:そうか?




男子:そうだろ!体育祭ん時だって転んだ飯島さんをお姫様抱っこしちゃってさ!




男子:飯島さん地味なタイプだけど可愛いもんな!

















男子達の話のネタはあたしだった

あたしは教室に入るに入れず

外でこっそり話を聞いていた














男子:ぶっちゃけ白布は飯島さんの事好きなの?




白布:え?




男子:飯島さんは白布に告白してフラれたんだよな?




男子:先輩と別れた今,好きになっちゃったとか?




















『 んなわけないだろ 』






















白布:俺は別にあなたの事が好きとかそういうんじゃねぇから




男子:なんだ,そうなの?




男子:つまんねぇの〜






















迷惑そうにそう言う白布くんの言葉に

あたしは固まってしまった

わかっていたはずなのに

白布くんがあたしの事好きな訳がない

わかっていたけど

優しくしてくれる白布くんに

少し期待していた自分がいたのかもしれない


































あたし______浮かれてたんだ。







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