気になる人の話なんて
関係ない話
真琴「はるは好きな人とかいないの?」
遙「そうゆう真琴はどうなんだ?」
渚「まこちゃんの好きな人の話聞きたい〜」
怜「僕も真琴さんの好きな人興味があります」
真琴「えっと…」
理由なんてものは単純
不器用な人見知り病です
後ろから見てよう
恋に恋してたこともあったけど好きな人なんて作れなくて
友達ばかりとはしゃいで笑って誤魔化す独り身です(笑)
いいの!これで
恋なんて誰かがして勝手にヤキモチやいて
恋が始まるおまじない教えてなんてバカみたい!
真琴「おはよう!寝癖ついてるよ」
ってクラスの男の子
初めて声をかけられたから
驚いちゃったよ
あなた「(確か江の部活の先輩だったよね)」
あなた「えっと…ナ、ナイショね」
毎日は少し退屈でミルクとパンダとシロクマは夢を見てるよ
もしも好きな人が出来たら手を繋いで帰りたいな
少し照れくさい夢なの「わかってますよ」
独り言です
いつかきっと
ヤキモチして妬かれて女の子は皆持ってる
そんな普通の気持ちきっと私にもあるんだよ
真琴「話があります!今日の放課後4時10分この教室で」
二度目の会話の彼の目線
心臓鳴り止まないのなんでなの?
顔見れないよ
もしもしね 告白なら返事は…なんて考えちゃうよ
そんなこと言われたらだって…気になっちゃいますよ
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。